私だったから嘔吐恐怖症になったんだ | パニック障害持ちのギャル

パニック障害持ちのギャル

現在22歳。
お酒にタバコ、夜の街...とにかく楽しい事が大好きなお祭り女。
だけど9歳から嘔吐恐怖症・パニック障害



家には自分1人しかいなくて食べ物も飲み物も薬も生活に必要な物は全て揃ってるから外に出なくて済む。誰かと会うことも無い。


...そんな生活だったらこんなにツライ思いしなくて済んだかもね。

嘔吐恐怖が無ければ本当に心から楽しい人生だっただろうと思う。
色んな事に挑戦すると思う。

きっと嘔吐恐怖じゃない人はじゃあやればって思うよね。理解できないよね。甘えとか逃げとか言われるのがオチ。


わたしだってこんな人生やだよ。
色んなこと経験したい。色んなとこ行きたい。色んな人と出会いたい。

人生一度キリだもん。

そもそも仕事しなくちゃ生きていけないし外にでなくちゃ薬も手に入らない。


だから苦しい。だからツライ。
少しずつだろうが、ほんの1ミリずつだろうが一歩一歩、強さになると信じてる。

嘆くんじゃなくてその分、人に優しくなれればいいな。


それが私の役目なのかもしれない。

だから私は嘔吐恐怖症になった。
意味があるんだきっと。
私だったから嘔吐恐怖症になったんだ。

痛みやツラさを知れば他人のツラさや痛みも分かる、優しくなれる。ってよく聞くもん

ただ良い人だ。優しい人だ。と思われたい訳じゃない。

できるもんなら救いたい。治す事は出来ないけど安心させてあげたい。発作を少しでも楽にしてあげたい。


何も出来なくても、自分の事だけで精一杯だった私がそんな風に思えるようになったのは...ほんの少し強くなれたからなのかな。


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