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いよいよ梅雨明け!一気に夏らしいお天気、気温になってきました。
暑さは体力を奪いますね。一昨日は、スキルアップセミナーの講師になって朝から晩まで『ビジネスマナー』の講師をしたあと、翌日の学校訪問に向けて、約200キロを移動。2校を訪問したあと帰宅し、今朝は朝から移動して東京に来ています。

さすがに少し疲れているのか、昨晩は魚にあたってしまい、顔が腫れていましたがなんとかましになりました。2日間キャリア教育の研修です。

東京の暑さは異質ですね。歩きながらにして風呂に入っているような感じのする暑さです。私たちのところも暑さでは有名な地域ですが、もう少し爽やかな暑さ?のような感じがします。東京や大阪は『蒸い』というかんじでしょうか。

さて、夕べNHKの『クローズアップ現代』を観られた方も多いと思うのですが、地元で教員を志願している先生が、過疎や小子化の影響で競争倍率が高騰し、なかなか教員になれず、都会で教職を目指すという問題を取り上げていました。逆に都会では、人口の流入で慢性的な教員不足に陥っており、採用担当者が地方を回り教員を集めているという実態があるようです。
私たちの県でも、教員採用は非常に厳しくなっています。まだ、採用試験があればいい方で、私たちの商業では、昨年数年ぶりに採用がありましたが、ここ数年採用試験すらありません。受験には年齢制限もあり、採用試験がないと、年齢の高い先生はみすみす時期を逸してしまっています。

また、講師でずっと不安定な雇用を強いられ、結局年齢制限で受験できなくなったひとも少なくありません。昨日の秋田では倍率が50倍にもなると聞きました。とこれが都会では2倍とか、3倍の広き門となっています。

確かに、地元で教員をしたいという気持は分かりますが、まずは採用になることだと思います。馴染みはないかもしれませんが、日本国中、生徒は同じ。世界でもそうだと思います。

地元にすれば人材の流出となるのでしょうが、はやり自分の生き方です。教師になるという夢をおい続けてほしい。やがて、地元に帰ることも可能性としてはないわけではないので、正規雇用にこだわってほしいと思います。

私も、臨時雇用の先生にはそんなみちもあると斡旋しています。