最終日は朝からあいにく雨。
車椅子の車輪が濡れると、洋服の袖口や膝掛けや、上着の裾などがスッゴく汚れちゃうし、傘をさしたら片手では車椅子を操縦出来ないから、不便なので早々にインドアに入る。
午前中はインターワンのキュア。
しんごちゃんのテッチャンが、初御披露目の曲。
最後の出番なのだけど今からドキドキする。
自分が出るなら、こんなドキドキしないハズだと思い返す。
勿論テッチャンではさすがに出る気にならないけど。
インターワンのキュアは、セントと同じようで違うハズ。
より一層の収縮が必要で、ただ4歩が3歩、3歩が2歩、ハーフピルーエットがオールピルーエットという事だけではなく、ハーフパスの角度や、ジグザグで見せる等、キュアとしての完成度の高さを競うものであり、何よりそのベースとなるもののクオリティが問われるべきなのだけど…!
キュアは、昨日の規定の成績によってリバースで行われるが、
セントのキュアにも見受けられた様にリスクを考えて難度に挑戦して欲しい。
自分の身の丈に合ったキュアであったほうが良い。
何より大事な事はペースをきちんとしたものであり、そのペースにフィットした楽曲を使用するのが良いと思う。
例えば、動きが少し細かくちょこちょこしていたり、駈歩が4ビートなのに、
ジャジャ~ン♪…みたいなインパクトが強いのを使用すると反って…曲だけが強調され虚しく感じる。
結構難度を入れて運動を完成させた人馬もいたけど、審判によっては、評価が異なるだろう。
さて、後半の演技。
こうなると、誰の演技も凄く良いのではないか?
あ~、審判にもし入っていたらどうしたかなあ~
良い楽曲でも何でこれを駈歩に使うの?みたいのや、日本のドラマのドライな曲から、突然有名なクラシックに繋いでいる不思議な構成の馬もあるが、外人審判にはなんだかわからないだろうし…!
さすがに上位は落ち着いてキュアとしての完成度も高い。
やっとテッチャンの番が来た
落ち着いてテッチャン
落ち着かないワタシ
曲は、速歩がTHE rock という映画音楽で、私の好きなハンス・ジマーの曲。
駈歩は、天使と悪魔というこれまたインパクトの有る表現力の必要な難しい曲だが、さすがにしんごちゃんピッタリ合わせている。
中央線は保険(予備)の区間だが、彼は伸長駈歩を選んだのは良いけど、
ウッヒャ~そんなに行っちゃって大丈夫なのかしら
最後ぶっ飛びそうになったのを上手くこらえたが観ている方は気が気ではない
はあ~、すごく上手くいった気がするけど…!
終わったのと同時に、ぐったりと気が抜けるわ
ひとつくらい今年もタイトルを取らせてあげたい
此処を勝って、気分良くグランプリのキュア臨ませたい
最後の中央線で曲も終盤。
天使が、空に登って行くシーンで終わる。
最後、敬礼をして極めた感のしんごちゃんも緊張からときほどかれて涙している。
そう、このキュアの曲は元々アキのビオチャン (ランドアレックス)の為に作ったが、残念ながら今まで封印されていた。
天に召されたビオチャンに皆の思いが伝わるかしら
曲を編集しなおした私も、編集しながらも(涙)していたが、しんごちゃんの退場していく姿を見て目が潤む。
ぶっ飛び、すっ飛ぶテッチャンで競技に出ていくプレッシャー。
一昨年、去年とセントで、タイトルをとっているしんごちゃんの今年に賭ける心のウチ、今年のセントで負けた悔しさ。
たかが5分のキュアだが、いろんな思いが交雑するのはしんごちゃんも同じだろう。
雨の中、涙で濡れるしんごちゃんを、ノーベルトが優しく抱擁してあげる。
外人はこういう事がスマートに決められるから、良いわねぇ~!
なかなか結果が発表されず気をもんだが、なんとか勝って、インターワンを規定と共に征して良かったあ~
気持ちを入れ替えて、
さあ今度はグランプリのキュアで今年も全日の幕を閉じます。
最後に、競技とは出る選手だけのものでなく、
日常の管理をするグルームや、留守番や、沢山の仲間と、それらを率いる親方ととにかくそれらチームとして一丸となって初めて集大成するものであり、どこが欠けてもうまく纏まるものではありません!
又、馬の存在が七割を占めているのです。
今回のインターワンのキュアのテッチャンとしんごちゃんの様に、熱く語れば
ひとつのドラマの様ですが、もっと深く過去まで語れば、私が落馬して車椅子になった原因はこのテッチャンにアジア大会で不甲斐ない日本チームの成績を悔やむ気持ちと、自分自らをもって確めたかった気持ちが、アジア大会から帰国した翌日に乗ってしまった私のバカさ加減があります。
そして、今回の全日に出場人馬全てに同じようにドラマがあるに違いありません!
金曜日に予選落ちして帰らなくてはいけない人馬は、帰路は足取りも重いでしょう。
これらの人が出場してきてくれたから全日が成立しているのです。
ですから、決してミスジャッジや、運営の不備等は許されません!
成績が悪かった人馬にもフレンドシップやコンソレーション等、何かオマケを着けてあげたい気持ちとかはないのでしょうか
しかし、我々はこれからもこのような挑戦を命と力が及ぶ限り、止めることはしません。
そして、これは私の周りだけではなく、全国の競技に出場する人馬や、挫折した人。
今からやろうとする人すべてに同じように、ヒストリーがあり、皆真摯に前進しようと思っているのです。
それらのライダーと馬を束ねる日馬連の馬場部は、もっと考えていただきより一層の努力と、能力を終結していただきたいとセツに思う所存であります。
来年の全日は御殿場です!
又皆さんにお会い出来る事を楽しみにしています。
車椅子の車輪が濡れると、洋服の袖口や膝掛けや、上着の裾などがスッゴく汚れちゃうし、傘をさしたら片手では車椅子を操縦出来ないから、不便なので早々にインドアに入る。
午前中はインターワンのキュア。
しんごちゃんのテッチャンが、初御披露目の曲。
最後の出番なのだけど今からドキドキする。
自分が出るなら、こんなドキドキしないハズだと思い返す。
勿論テッチャンではさすがに出る気にならないけど。
インターワンのキュアは、セントと同じようで違うハズ。
より一層の収縮が必要で、ただ4歩が3歩、3歩が2歩、ハーフピルーエットがオールピルーエットという事だけではなく、ハーフパスの角度や、ジグザグで見せる等、キュアとしての完成度の高さを競うものであり、何よりそのベースとなるもののクオリティが問われるべきなのだけど…!
キュアは、昨日の規定の成績によってリバースで行われるが、
セントのキュアにも見受けられた様にリスクを考えて難度に挑戦して欲しい。
自分の身の丈に合ったキュアであったほうが良い。
何より大事な事はペースをきちんとしたものであり、そのペースにフィットした楽曲を使用するのが良いと思う。
例えば、動きが少し細かくちょこちょこしていたり、駈歩が4ビートなのに、
ジャジャ~ン♪…みたいなインパクトが強いのを使用すると反って…曲だけが強調され虚しく感じる。
結構難度を入れて運動を完成させた人馬もいたけど、審判によっては、評価が異なるだろう。
さて、後半の演技。
こうなると、誰の演技も凄く良いのではないか?
あ~、審判にもし入っていたらどうしたかなあ~
良い楽曲でも何でこれを駈歩に使うの?みたいのや、日本のドラマのドライな曲から、突然有名なクラシックに繋いでいる不思議な構成の馬もあるが、外人審判にはなんだかわからないだろうし…!
さすがに上位は落ち着いてキュアとしての完成度も高い。
やっとテッチャンの番が来た
落ち着いてテッチャン
落ち着かないワタシ
曲は、速歩がTHE rock という映画音楽で、私の好きなハンス・ジマーの曲。
駈歩は、天使と悪魔というこれまたインパクトの有る表現力の必要な難しい曲だが、さすがにしんごちゃんピッタリ合わせている。
中央線は保険(予備)の区間だが、彼は伸長駈歩を選んだのは良いけど、
ウッヒャ~そんなに行っちゃって大丈夫なのかしら
最後ぶっ飛びそうになったのを上手くこらえたが観ている方は気が気ではない
はあ~、すごく上手くいった気がするけど…!
終わったのと同時に、ぐったりと気が抜けるわ
ひとつくらい今年もタイトルを取らせてあげたい
此処を勝って、気分良くグランプリのキュア臨ませたい
最後の中央線で曲も終盤。
天使が、空に登って行くシーンで終わる。
最後、敬礼をして極めた感のしんごちゃんも緊張からときほどかれて涙している。
そう、このキュアの曲は元々アキのビオチャン (ランドアレックス)の為に作ったが、残念ながら今まで封印されていた。
天に召されたビオチャンに皆の思いが伝わるかしら
曲を編集しなおした私も、編集しながらも(涙)していたが、しんごちゃんの退場していく姿を見て目が潤む。
ぶっ飛び、すっ飛ぶテッチャンで競技に出ていくプレッシャー。
一昨年、去年とセントで、タイトルをとっているしんごちゃんの今年に賭ける心のウチ、今年のセントで負けた悔しさ。
たかが5分のキュアだが、いろんな思いが交雑するのはしんごちゃんも同じだろう。
雨の中、涙で濡れるしんごちゃんを、ノーベルトが優しく抱擁してあげる。
外人はこういう事がスマートに決められるから、良いわねぇ~!
なかなか結果が発表されず気をもんだが、なんとか勝って、インターワンを規定と共に征して良かったあ~
気持ちを入れ替えて、
さあ今度はグランプリのキュアで今年も全日の幕を閉じます。
最後に、競技とは出る選手だけのものでなく、
日常の管理をするグルームや、留守番や、沢山の仲間と、それらを率いる親方ととにかくそれらチームとして一丸となって初めて集大成するものであり、どこが欠けてもうまく纏まるものではありません!
又、馬の存在が七割を占めているのです。
今回のインターワンのキュアのテッチャンとしんごちゃんの様に、熱く語れば
ひとつのドラマの様ですが、もっと深く過去まで語れば、私が落馬して車椅子になった原因はこのテッチャンにアジア大会で不甲斐ない日本チームの成績を悔やむ気持ちと、自分自らをもって確めたかった気持ちが、アジア大会から帰国した翌日に乗ってしまった私のバカさ加減があります。
そして、今回の全日に出場人馬全てに同じようにドラマがあるに違いありません!
金曜日に予選落ちして帰らなくてはいけない人馬は、帰路は足取りも重いでしょう。
これらの人が出場してきてくれたから全日が成立しているのです。
ですから、決してミスジャッジや、運営の不備等は許されません!
成績が悪かった人馬にもフレンドシップやコンソレーション等、何かオマケを着けてあげたい気持ちとかはないのでしょうか
しかし、我々はこれからもこのような挑戦を命と力が及ぶ限り、止めることはしません。
そして、これは私の周りだけではなく、全国の競技に出場する人馬や、挫折した人。
今からやろうとする人すべてに同じように、ヒストリーがあり、皆真摯に前進しようと思っているのです。
それらのライダーと馬を束ねる日馬連の馬場部は、もっと考えていただきより一層の努力と、能力を終結していただきたいとセツに思う所存であります。
来年の全日は御殿場です!
又皆さんにお会い出来る事を楽しみにしています。