ありがとうございます。


今回もコメント10件に達しましたので、更新します。

 

 

便利さの影

 

 

 

私たちの文明はほぼ頂点にまで発達し、
これ以上の発明や発展はなかなか難しいように思います。

 


しかしこれは『物質』における頂点であり、
経済が物質偏重であるが故にです。

 

精神分野や霊的分野、
そして法則に関しては全く未開発の分野なのです。


つまり、
『目に見えない分野』に関しては

無知に等しいのです。


肉体を単なる物質と捉えた医学は、
限界を迎えています。


経済も同じです。


過去様々な文明の利器が発明されましたが、
それによって確かに便利に、
そして豊かになりました。


この前出張で飛行機に乗り、

上空から夜景を見ていて、
『人類の文明の歴史の中で、
一番偉大な発明は何だろう』と考えてました。


僕は、『電気』だと思います。


エジソンの発明したものですね。


この電気が無ければ、
パソコンも電話も飛行機もテレビも動かないからです。


この『電気』の発明によって、
多くの機器が発明され、
『便利さ』を享受することができるようになりました。


今もし、
電気がなかったらどんな生活が待っているでしょう。


携帯、パソコン、冷蔵庫、照明、エアコン、テレビ、洗濯機、
電子機器を使っている車や

飛行機も電車も動かなくなるでしょう。


医療もこの電気がなくなれば、

全ての電子機器が停止するでしょう。


食品加工も、

ほとんどが工場の電力によって大量生産されています。


つまり、
文明の利器のほとんどは消えてなくなります。


私たちは電気によって本当に便利になりましたが、
あまりにも物が氾濫し、
『もうこれ以上は…』というストレスが無意識下で起きています。


ですから物を作ってもなかなか売れません。


せいぜい今ある電化製品のマイナーチェンジや、
よりコンパクトにしたり、
他のものと合体させて機能を高めることしか、
新商品は生まれないでしょう。


電気によって時間は短縮され、
情報も自由に手に入れる事ができ、
遠方の人とも自由に

コミュニケーションが取れるようになりました。


これだけ便利に豊かさを享受している世の中ですが、
なぜか『喜び』や『幸せ度』が、
昔と比べて減ってきたように感じるのは僕だけでしょうか。


便利さの影に、
なぜか人々の心の中に、
ストレスが増えて来ているように感じるのです。


電気の直接的弊害として、
第一に『電磁波』の影響が考えられますが、
それ以外に大きな問題が起きていたのです。


その弊害とは、『連鎖と循環』 です。

 

 

連鎖の法則

 

 


下記は全て電気によって作られ、
または電気なしでは動かないものです。


1)ハイブリッドカー
(※電磁波の箱=癌や白血病、鬱の原因説)

 

2)化学物質
(※経費毒性による遺伝子破壊の疑い)
 

 

3)農薬や添加物
(※ナノ単位による細胞への毒性浸透蓄積=
アレルギーや病気の蔓延の疑い)

 

4)化学肥料
(※17種類に偏ったミネラル=ミネラル欠乏と連作障害)

 

5)バーコードシステム
(※悪用すれば人類支配システムに成り得る)

 

6)原子力システム
(※時限爆弾=日本の55基全ては活断層の上に設置)

 

7)平均寿命の健康寿命の格差
(※医療による日本人平均7年間の介護の苦しみ)


 

上記を見ると一見、
電気と関係ない事が書いてあるように

思えるかもしれませんが、
電気がなければ作られないものばかりです。


陰の方の『連鎖と循環』ですね。

 

 

 

風が吹けば桶屋が儲かる


江戸時代の「風が吹けば桶屋が儲かる」…って話、
聞いたことがあると思います。


1.大風が吹くと土ぼこりが立つ


2.土ぼこりが目に入って、盲人が増える


3.盲人は三味線を買う

(※当時の盲人は三味線弾きが多かった)


4.三味線に使う猫皮が必要になり、

ネコが殺される


5.ネコが減ればネズミが増える


6.ネズミは桶をかじる


7.桶の需要が増え桶屋が儲かる…

 

 

またはネズミが増えると家の柱をかじり、
家屋の倒壊と同時に死者が増え、
棺おけが必要になる…という説もあります。

 

 


これは現実的には有り得ない、
突拍子の無い『こじつけ話』ですが、
因果関係に置いては可能性はあるんですね。

 

実はこれを悪い方に発展させて次を考えると、
単に桶屋が儲かるどころでは済まないんです。

 

 

 

1.桶屋が儲かれば木が倒される

 

 


2.木が倒されれば、防風林もなくなる


3.するとますます砂埃が舞う


4.ある時点でバランスが崩れ、砂漠化が進む


5.地球温暖化に拍車がかかる…

 

 

これは『因果関係による連鎖の法則』で、
良しも悪しも

 

 

スパイラルに増幅する法則なんですね。

 

なぜこんな話をするかというと、
実は世界の権力者も、

 

常にこれを考えていて計画しているんです。

 

たとえば、
化石燃料を使えば

 

便利になって生活も潤うけれども、
その反作用として

めぐり巡って、地球温暖化という大変な問題も起きる…

 

つまり、
一見「便利」や「安全」を装っているシステムや商品は、
今後は最も注意しなければいけない

 

キーワードになるんです。

 

この『連鎖の法則』は、企業も考えているんです。

 

 

 

猛暑のあとに好景気

 

たとえば薬品会社。
『猛暑の翌年に好景気』…って知ってましたか?

 


猛暑になると、

薬品会社はあるものを大量に生産し始めます。


それは何でしょう?


答えは、
『花粉症の薬』です。


杉の木が急速に成長し、

翌年に花粉の被害が増大するからです。

 

最初に述べた、
1)ハイブリッドカーから、

 

7)平均寿命の健康寿命の格差は、
全て『陰』による連鎖の法則です。

 

決して突拍子の無いこじつけではなく、
現実にこれが起きているんです。

 

 

反対に『陽』の方の連鎖もあります。

 

 

『JES相互扶助システム』です(笑)。

 

 

喜びしか生まれないシステムですね。

 

 

喜べば

 

喜び事が喜んで

 

喜び集めて

 

喜びに来る…

 

 

喜びの『連鎖の法則』です。

 

 

まぁこの話は後にして、

 

 

日本人はこの『連鎖の法則』が、

とても快いものとしてDNAに刻み込まれているんです。

 

わらしべ長者

 

『わらしべ長者』のおとぎ話も、

 

昔の絵本で読んだことがあると思います。


実はこれは発展の法則でもあるんですね。

 

 

昔、ある一人の正直者の貧乏人がいた。

 

 

貧乏から何とかして逃れようと

観音様に願をかけたところ、
「初めに触ったものを、

大事に持って西に旅に出ろ」とのお告げが。


男は神社を出てすぐに石につまずいて転び、
1本のワラに手が触れた。


わらを1本手に持って歩いて行くと、
彼の顔の周りを、大きなアブが飛び回った。


男はわずらわしく思い、アブをつかまえ、

ワラの先に結び付けた。


大泣きしている赤ん坊がそれを面白がり、

ねだり始める。


母親が「ミカンと交換しよう」と申し出て、

交換した。


さらに歩くと、

腹痛で苦しんでいる美しい娘がいた。
(※反物商人という説もあり)


男はミカンを食べさせると、

たちどころに腹痛は治った。


娘のお供がお礼に反物を差し出した。


次に男は侍に出会う。


その侍は愛馬が急病で倒れてしまい、

反物と馬の交換を迫って去った。


男が水を汲んで馬に飲ませたところ、

馬は元気を取り戻した。


男は馬に乗り、道を進んでいくと、

大きな屋敷から主人が出てきた。


ちょうど旅に出かけようとしていたので、

馬を借りたいと申し出る。


屋敷に招かれると美しい姫がいた。


あのミカンで救った娘であった。


娘は男の優しさに心を打たれていた。


縁を察した主人は、
「3年以内に自分が帰ってこなかったら、

この娘と屋敷を譲る」と言った。


男は承諾し、主人は馬に乗って旅に出た。


3年待っても5年待っても

主人が旅から帰ってこなかった。


こうして男は屋敷の主人となり、

子供もたくさん生まれ、
裕福で幸せな人生を送ることができたとさ。。

 

 

これも『連鎖の法則』なんですね。

 

 

 

実は僕にも似た事があるんです。

 

 

 

 

バイクが好きな僕は、
以前からいつかハーレーに乗りたいと思ってました。

 

 

ネットオークションで、
京都の業者から35万円でポンコツハーレーを買いました。


年代は忘れましたが、約20年以上前の大型1350ccです。


陸送で運ばれてきて、現物を見てみたらビックリ!


錆びだらけで、

掲載されている写真のイメージと全く違いました。


内部も点検しましたが、

バッテリーが古くエンジンが掛からず、
マフラーも錆びでグラグラしていて、
ウインカーも別なメーカーのものが付いています。

 

掲載写真では

そういった不備のところは何も写しておらず、
しかも説明されていません。


『約束が違う!』

と、業者の担当者に文句を言っても

全くラチがあきません。


その業者を改めて調べてみたら、
とんでもない悪質業者で、

お客からのレビューがクレームの山だったのです。


良く調べもしないで買った僕が悪いのですが、
別なHPを見つけて、

その中に社長のコメントが乗ってました。


手広く中古販売を行なっていたようです。


HPにはなかなか立派な事が書いてあって、
「商人(あきんど)」の頂点を目指す…と。

 

そこで、社長宛に手紙を書きました。


『私も商人ですが、この対応はひどい。

商人の頂点を目指すなら、
私のお手本とするビデオを送りますので、

それを見て勉強して下さい」

と。


(※ビデオ『天秤の詩』第1部

感動の近江商人の少年時代の苦労映画)


するとその3日後、

東京のハーレー正規代理店から電話があり、
「あなたのバイクを完全に修理して差し上げます」と。


その京都の社長が手配したんですね。


不備な個所は全て無料で交換してくれ、
僕は時間を見つけて、

必死になって錆びも綺麗に取り、
1カ月後には見違えるように

ピカピカになってしまいました。


それからある日、

埼玉でハーレーの大展示会があるという事で、
早速このハーレーに乗って出掛けて行きました。


『展示されてる新車はやっぱりいいなぁ…

でも買えないなぁ…」と思っていたら、
営業マンがやって来て、
「今乗っているバイクを査定させて頂けませんか?」と。


あまりにも古くて

ポンコツなので恥ずかしかったのですが、
一応、駐車場まで行って査定してもらう事にしました。


すると、

とんでもないことが起きていたのです。


僕のバイクの周りに人だかりができていて、
皆、なぜかうっとりした顔で眺めています。

 

人だかりをかき分け、

僕のバイクを見た営業マンが一言、
「ま、まさか…このバイクは…」と言いました。

 

エンジンをかけました。

 

「どん・・どん・・どん・・・」

 

いつものように、

重くゆっくりとしたエンジンの鼓動が、

周りの空気を震わせ、

王者のようなたくましい音を響かせています。

 

「お~!やっぱり…」

 

実は僕はバイクの事、あまり知らないのです。

 

どうもこのバイクは、

『幻のハーレー』と言われていて、
排出規制前の限定生産した最終ハーレーだったそうで、

日本にはもう1台も無い…

と言われていたものだったのです。


生産されたハーレーの中で

エンジン音が最も素晴らしく、
知ってるファンなら

ヨダレが出るほど欲しがるバイクだとか。


確かに乗っている時、

通行人が振り向くほど、
腹に響くような
音は、

近所迷惑でうるさかったです(笑)。

 


「これは200万円以上で売れますよ!」

 


エンジンだけでも100万は下らないとか…

 

そして、ハーレー店中古情報に掲載された途端、
260万円で購入者が現れ即決。


結局僕は、僅かな差額で、
最上級のハーレーダビッドソン

(1450ccFLHTCU-I ウルトラ/バッグギア付き)を
新車で手に入れてしまったのです。


しかも限定のゴールドタンク、メタリック仕様。


でも結局これもなかなか乗る時間がなくて、

1年後に売却しましたが(笑)。

 

 

 

あれ?
なんでこんな話になったのだろう?

 

 

 


まっ、たまにはいいか…

 

でも、
これも『連鎖の法則』なんですね。

 


「わらしべ長者」はあまりにもでき過ぎた話しですが、
僕の体験は実際にあったお話です。


実はこの法則を使うにはある条件があるのです。

 

 

一つは、『感動』です。

 

 


どうしようもないポンコツバイクを

無料で修理してくれた理由は、
僕の手紙と『ビデオ』ですね。


きっとこの悪質業者の社長は僕の手紙とビデオを見て、
大切な事に気付いたと思います。


僕は決して相手を非難も説教もしませんでした。


むしろ、

その社長の書いたHPの理念をベタ誉めしました。


そして、


「私が不注意であったことは重々承知ですが、
同じ社長業の一人として、

もしできましたら今後の他のお客様には…」

 

と、低姿勢でお願いしただけです。

 


ビデ「天秤の詩」 も見られて感動したと思います。


「決してお客を裏切らない…」という

商人の本質を描いた映画だからです。


僕は一言も『無料で修理せよ!それがあなたの責任だ!」

とは言ってないのです。


でも結果的に、完璧なくらいに直してくれたのです。

 

 

二つ目は、『運』です。

 

 


ずっとしていた、コンビニでの募金の効果かも…(笑)。

過去ブログ『№7 愛と癒しの奇跡(最強財運の秘訣)』


運というのは、

良くない事が起きても

「ありがとう!」言う気持ちが大事なんです。

 

悪い現象が起きても、

『これはチャンスだ!』と思うことで、

良い方向に向かうんですね。

 

「わらしべ長者」の、

石につまずいて転んだ…というのは悪い現象です。

 

運と言うのは、

その心の持ちようで、

その後に良い事が起きるようになっているんです。

 

 

三つ目は、『付加価値』です。

 

 


僕は時間を見つけて、夜中、懐中電気を照らしながら、

一生懸命磨きました。


でも少しずつ綺麗に、

そしてピカピカになるのは楽しかったです。


新車を売る時も、限定のゴールドメタリックを選び、
わざわざバックギアを付けました。


新車の車体は400Kgの重量です。


バックギアを付けないと、

せまい駐車場から出せないと思いました。

 

そう言えば、

「わらしべ長者」もあぶをワラに結びつける…

という創意工夫をしてましたね。

 


四つ目は、『愛情』です。

 


僕はこのポンコツバイクが好きでした。


商品を好きになればこそ、
その商品は僕のために、
結果的に

自らの価値を高めてくれたんだと思いました。


売る時は嫁に出すような気持ちになりました。

 

 

五つ目は、創意工夫です。

 

 


新車のハーレーを売る時も、
その広告宣伝の文章は僕がアドバイスしました。


大好きな商品だからこそ、

少しでも高く売れるように、
僕の思いを広告に表現しました。

 

 

六つ目は、『市場(ターゲット)を意識する』です。

 

 


全ては需要と供給によって

ビジネスは成り立っています。


最も需要の高いと思われる所に

アプローチしなければ、
商品は売れません。


岩場に種を撒くようなものです。


価値を認めてくれるところだけに、

告知しました。

 

 

七つ目は、『どうしたら買ってくれるか』です。

 

 

 

売る側はいつも、

 

「どうしたら売れるか」しか考えません。

(※過去ブログ『なぜ買わないか』)


買う側の立場を考えてこそ、

商品は売れるものだと思います。


それ以外にも、
この「わらしべ長者」と「バイク」の例から学ぶ、
『連鎖の法則』は、

ビジネスにとって大事なもののような気がします。