中学から高校へ進学する訳だが、中学の時の転校は、世界が変わると言う事に戸惑っていた娘だったが、コレがいい予行演習になった。


高校の入学式の時、最初は怖くて誰にも声をかける事が出来なかったのだが、隣の子と話をする事が出来た。

そして、最初の自己紹介の時に「おでこが広いからデコって呼んで」と自発的に言った。

すると、皆から「それイイ!」と言われ、メルアドも「deko」にした。


それまで、クラブ活動などは絶対しなかった娘が、クラブ活動をするようにもなった。

小学生から「ゴッコ」で、ボケと突っ込みも教えていたので、娘の周りには人が集まり皆を笑わせるようになった。


面白いのが、毎回保護者会の時に私が学校へ行くと、娘の友達が私と娘の会話を聞きに数人は集まってくる。

多い時は8人位いた時もある。

娘は、自慢げに友達の前で「変態オヤジ」と紹介し「変態と言われたら、変態にならんといかんな~!蝋燭垂らしたろか!」と返し「キャー変態!」と言う娘に「おじさんがね~!イイ事してあげるよ~!エヘエヘ!」と返すと、娘の友人達は爆笑している。

そのせいか、学校へ行く度に集まって来る人の数が増えている。


自分の写真の顔の部分を、削り取って泣いていた頃からは、想像も付かないほどの回復ぶりだ。


過呼吸も、今ではほとんど出なくなった。





集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 001)/古牧 和都