人参が嫌い、ピーマンが嫌い、そんなが非常に多い。


しかし娘は、幼稚園の時から人参やピーマンが大好きだった。


それは、簡単な一言で好きになった。


娘は、幼稚園に入る前からウサギさんが好きだった。


そこで、ウサギさんは人参が大好きなんだよ!

ウサギさんが大好きな人参だよ!

ウサギさんが美味しい美味しいって食べてるよ!

と言って食べさせたのが最初だった。

離乳食を離れて言葉が理解できるようになった時点がやり頃である。

一旦「嫌い」と言う意識を持ってからでは遅いので、嫌いと言う感覚を持つ前に始める事だ。

テレビで、人参嫌い!と言う内容の放送を見て「ちゃんと食べられるもんね!」と一言言ってやるだけで、その気になって食べる。


幼稚園や小学校で「私人参大好き」と言って人参を食べる事で、友達の目を聞く結果になった。

そして調子に乗って食べているうちに、本当に好きになってしまった。

学校から帰ってくると、おやつに人参をまるかじりしていた。(野生児か?!)


ピーマンも、人参に託けて、ウサギさんはピーマンも大好きなんだよ!と言って好きにさせた。

学校の皆が嫌いな物が食べられる事で、自慢したくなるようになれば勝手に食べてくれる。

ピーマンも、生でまるかじりしていた。(たね出せよ!)


正に子供騙しだ。


子供は、人に出来ない事が出来ると自慢する。

そんな心理をうまく使えばよい。





私のいじめ対策と題して、子育て論の様な事を書いているのだが、そんな子育て論といじめの関係が見出せない人には、恐らく何も理解できないだろう。


いじめる子供も、いじめられる子供も、そんな小さな事の積み重ねの上に存在しているのである。



集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 001)/古牧 和都