波の干渉で精神(心)を見ると、結構判りやすい。
これは、精神疾患の発症にも通じると思っている。


複数の波源からの波では、位相関係を調整できるときのみ干渉が起きるが、位相関係が調整された波は、1つの波源から発したのと同じことになる。
干渉縞には、波が強めあう「明るい」領域と、波が弱めあう「暗い」領域が形成されるがエネルギー保存の法則によりモアレ(干渉縞)のエネルギーの失われた暗い領域が形成されればその分明るい領域が形成される。

※Wikipediaより抜粋


また、モアレ(干渉縞)は干渉によって起きる、一つの波だけでは起こらない。
それは、自分一人だけでは病気を発症しないと言う事であり、病気を発症する為には、「他人」と言う干渉を起す別の波が必要であると言う事でもある。

そして、モアレ(干渉縞)は位相が調整され同じ相違の時にしか起こらない。

それは、画一化された社会が位相の調整の役割を果たしていると考えられ、親子間でも親の考えを子供に押し付ける事により、位相の調整が行われると考えられる。


躁鬱病などは、躁を明るい領域、鬱を暗い領域とした精神のモアレ(干渉縞)と考えられる。


平行なスリットの回折格子を用いた白色電球の光でも-1次、0次、+1次の3つモアレが出来、0次は波源と同じ白色光、その両端に対照の色の-1次、+1次のモアレが出来る。

その両端のモアレで分光される光の成分、つまり性格などの人格成分や、精神的回折格子の形状等により、症状が異なると考えている。

また、ラジオ等で同じ場所で聞いていても、受信状態が良くても徐々に受信状態が悪くなり、また受信状況が良くなる現象があるが、これは強電界と弱電界が変動している状態で、躁鬱病の躁と鬱の波はこれと同じ常態と考えられる。


鬱などに見られる、自分が消えて無くなると言った症状や、躁の興奮状態も、この干渉で説明が付く。


山波と山波、谷波と谷波が干渉する時、2つの振幅をA1,A2とすると、干渉する振幅はA=A1+A2となり、精神的な興奮状態と見る事が出来、山波と谷波が干渉する時にはA=A1-A2になり、相殺的干渉の状態になり波は小さくなる。

精神的な波が小さくなると言う事が、鬱の消えてなくなると言う感覚と考えられる。

また、躁鬱病や統合失調症に見られる拒否反応なども、この干渉で考えると、自我を打ち消すような干渉にに対する回避行動であると考えている。

実際の相談者に対しての応用だが、拒否反応を確認したら反論や説得をするのではなく、位相を変えてやれば良い。

位相を変えれば干渉も変わり、それまで拒否反応が出ていた事にも拒否反応が起こらなくなる。

拒否反応が出なくなった所で、説得や考え方の是正などを試みるとかなりの効果が見られる。

但し、単発で終わらせてはあまり意味がない。

一つの拒否反応が無くなれば、次の拒否反応が顔を出す。

それは竹の子の皮をむく様に、少しずつ位相を変えて対処して行くのだが、波と言う物理法則を親に教え込む事で、親に反省させる事も出来る場合も多く、親も含めた環境の改善がやりやすくなる。

それは時に、病気の自覚がない親に治療を受けさせる切っ掛けにもなり、連鎖的に治療者が増大して行く事も少なくない。

この病気=波も位相の変更の一つでもあり、病気と言う言葉に拒否反応が出ていても波で説明すると聞く耳を持つ。

そして最後にそれが「病気」と言ったように持って行くと、病気と言う言葉に拒否反応が出ている人に自覚させる事も可能になる。


まあここまで波シリーズ で勝手な理論を展開してきた訳だが、これは私の勝手な推論でしかない。

私は医学者でも心理カウンセラーでもないので、医学的な事は判らない。

ただ、昔から好きだった物理、特に昔読みあさった超弦理論を基に、波として考えただけだ。

と言っても、物理を専門に学んだ訳でもない。

だから、この精神=波と言う考え方は、トンデモ科学でしか無い事も十分承知している。


しかし、精神=波として考える事で、言葉に惑わされる事無く、病気の発症や再発を予測出来てきた事も事実だし、予測して先に手を打ち悪化する前に対処する事も出来た。


基本は初期の段階で治療を薦める事と、環境改善と意識改革。

治療は医者のする事、しかし治療をしても病気は良くなるが、環境や意識は変わらない。


その環境や意識を変えるのは親や家族を中心とした社会でしかない。

その家族や周囲の人達は、医学的なことなど判らない。

その為、どう接して良いのかも分からず、悪化させてしまう事もある。

その接し方の部分で、波として考えると何が良くて何が悪いのかが判りやすくなる。


本当は、こんなトンデモ科学の類は書くつもりは無かったのだが、病者の家族は病者の対応に右往左往している人が多い。

それは、病者の言動や行動に惑わされる為に起きる。

顕著な例は、病者が興奮状態になった時に家族も興奮状態になり、バトルモードになってしまう。

それは、双方共に興奮状態になっている事なのだが、そんな状態が続けば双方の精神状態が悪化するのは目に見えているのだが、双方共に興奮状態になっているので何か言わずにはいられなくなってしまう。

つまり、状況の冷静な判断が出来ない状態になる。

理屈が判らなければ感情を抑える事は出来ないが、理屈が判れば感情を抑える事が出来る。

波としての考えは、そんな時の指標として有効になる。

最近、病者が起こす事件が多いが、病者だから事件を起こす訳ではない。

問題は、病者を作り出す環境と、病者の振幅を増大させてしまう環境だ。


病者の振幅を増大させない一つの指標として、あえて書く事にした。



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