今回はオカルト系 を検証してみよう。(希少なので)


う~ん、原因は3つ程度考えられる。


1、インバータータイプの蛍光灯の場合、インバーター回路の故障。

解決方法は、修理するか買い換える。


2、インバーター以外の場合は、電圧低下が考えられる。

解決方法は、他の電化製品の使用を止める。


3、インバーター以外の場合、安定器の劣化。

解決方法は照明器具を取り替える。



この映像からすると、原因は3だろう。


理由は、この現象が起きる時の音。

「ジジジ」と言う音とシンクロして明るくなったりしている。

かと思えば、音も無く明るくなったりしている。


特に後半では、明るくなる時に音がシンクロしている。


つまり、その音の発生源が原因であると言う事だ。


蛍光灯からこの様な「ジジジ」と言う音が聞える場合は、安定器から出る


安定器は電圧を換える装置なので、音と明るさの関係の説明が付く。


音が出たり出なかったりする所から、悪くなり始めた照明器具だろう。


これは、色々実験済みだ。


古く音の出る蛍光器具に新品の蛍光管を付けて、消費電力と直下2Mの照度を計測する。

そして、新しい蛍光器具に同じ蛍光灯を取り付けて、消費電力と直下2Mの照度を計測する。


すると、古い蛍光器具(古い安定器)を使った照明器具では、消費電力は定格より約20%低く照度も低かった(ルクス数のデータは紛失したので不明)


新しい照明器具(安定器)では、消費電力は定格値で、照度も明るかった。


つまり、音が出たり出なかったりしていると言う事は、その安定器が不安定な状態であると言う事であり、その結果暗くなったり明るくなったりする訳だ。


音が出続けるようになれば、悪い状態で安定するのでこの様なチラつきは無くなる。



余談だが、この実験結果は見方によると、古い安定器を意図的に作れば20%の節電が可能なのかもしれない。


昔、シルバースクリーンと言う蛍光灯反射板を取り扱っていたのだが、その反射板は約40%2M直下照度を上げるので、古い安定器を意図的に再現した商品を作って反射板と組み合わせれば、20%消費電力を抑えつつ照度も維持出来ると考えて、作ってみようと思ったことも有ったが、そこまでの技術も予算も無く、丁度その頃LED照明が商品化され、LEDが普及すればこの案は不要になると思って諦めた。



まあ、何にせよこの映像は霊障等ではない。





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