大津の中2イジメ自殺で、加害者を特定しようとする動きが加熱している。
そして、間違えられた無関係の人が吊るし上げられ、多大な迷惑を受けている。
思い込みで無関係の人を吊るしあげ、一方的に話して電話を切る人や「顔に濃硫酸をぶっ掛ける」と言った脅迫までする輩が出ている始末。
彼等がやっている事は、自殺に追い込んだ加害者と同じじゃないのか?
加害者を割り出し、吊るし上げようとする事と、誰かをイジメる事に違いはあるのか?
同じ事をやっていて、加害者を糾弾するなどちゃんチャラおかしい。
そんな事に参加している輩は、自分も加害者と同類だと自覚するべきだろう。
抗議の電話や脅迫していない奴は、自分はやってないから関係ないと思っているかもしれない、読んでいるだけがから関係ないと思っているかもしれない。
しかし、それがイジメなのだ。
読んでいるだけで助けないのは、イジメを見ても何もしないのと同じだ。
読んでいると言う事は「参加してる」と言う事でもあるのだ。
同じ様にイジメを見ても何もしないのは、イジメに加わっているのと同じだ。
イジメを見て、何もしないのは容認していると言う事なのだ。
何故止めないのだ?
止める奴がいればイジメは減る。
イジメを見たら皆で止めればイジメは無くなる。
今回の炎上は、大義名分を付けたらいじめに参加する人間がこんなにいると言うことを暗示している。
こうした輩が無くならない限り、イジメが無くなる訳が無い。
こんな炎上に参加せず、自分が変わる事だ。
炎上を見つけたら、止める人が増れば、イジメを見たら止める人も増えるだろう。
イジメを見たら止める人が増えればイジメは必然的に無くなるだろう。
それにはまず自分が変わる事だ。
集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都