TVの番組表を見ていたら、3/3の22:00にNHK教育で「心の新世紀 いじめ・虐待と自閉症スペクトラム」と言う番組が載っていた。

そこには「解決が困難なイジメや虐待等人間関係の問題に、発達障害の一つASD(自閉症スペクトラム障害)が関わる場合が多いことが分かった」と書いてあった。


いまさら?と言う感はあるが、どんな内容か興味津々ではある。

以前からイジメとか引きこもり等と発達障害には関連性があると感じてきたし、イジメなどの問題を扱う時に、そうした部分に触れられないのか疑問に思ってきた。


虐待と脳の関係。
虐待を受けるとその虐待に符合した脳の部位の血流が悪くなり、その部分のボリュームが減る。

五感の刺激と脳の成長の関係。
脳の神経細胞は五感からの刺激によって発達する。

人間の脳はコミュニケーションを取る為に発達したとする新学説。


そうした事を踏まえて、現代の子供を見ると、遊びは外ではあまり遊ばず、スマホやTVゲームで五感からの刺激は極めて少なく、友人とのコミュニケーションはメール、そして勉強や競争などのストレス。

それは、脳が発達し難い環境では無いのか?
それらが発達障害に関係しているのでは無いのか?


発達障害とアダルトチルドレンの相違は?そして最近取り沙汰されている「大人の発達障害」それらは同一線にあるのでは無いのか?

いじめる方も、いじめられる方も、いじめが発生する前に見過ごされた発達障害があるのではないのか?

いじめで鬱になったり自殺したりするのは、それ以前から見過ごしてきた発達障害があるのではないのか?

集団ストーカーと言う物を研究していると、そうした疑問がふつふつと沸いてくる。

そして、集団ストーカーなる物は、そうした事の枝葉の一つでしかない。



私のような単なる研究家ではなく、最前線の医療や臨床の取材で作られた番組なので、持論の答え合わせ的な興味と、私のまだ知らない事への興味が入り混じり、放映が待ち遠しい。