今朝から黒オスの様子がおかしい。

まず、一緒に歩く時に尻尾が立っていない。
そして抱き上げると若干嘔吐きしている。

やっべ~! ストレス症状じゃん!

昨日までは仲良くしていたので大丈夫と思っていたのだが、猫にも意識と本能の解離が有ったのか!
意識と本能の解離は、意識では気を許しても本能では警戒を解いていない状態だ。
この状態になっていると、見た目は仲良く見えているので気にせず放置してしまう。
しかし、ストレス状態は続いている為、知らぬ間に自律神経のバランスを崩してしまう。

これは非常にまずい。
このままでは鬱病を発症してしまう。
発症リスクが高まるのは小猫が来た日から一ヶ月。

8/19に小猫が着たので、9/19までストレスが継続すると鬱病の危険水準に達してしまう。
なので、先ずは子猫を隔離すると同時に、黒オスの使うトイレの砂を総入れ替え。

これで暫く様子を見る。

まあ、これで黒オスにもストレス耐性が付くだろう。
ストレスを与え続けた後に、回復させるとストレス耐性が付きストレスに強くなる。

黒オスは生後一週間から我が家に来ているので、然程ストレスを受けずに育った為にストレス耐性が付いていない。

逆に、灰猫はビビリなだけあってストレスだらけなので、ストレス耐性が付いている。

なので、ビビリであっても灰猫にはストレスによる身体症状は見られないが、甘えん坊の黒オスに身体症状が出ている。


とりあえず、再び子猫を隔離して、黒オスの回復を待ち、黒オスの身体症状が消えてから2~3日は隔離を続け、その後夕方から寝るまで子猫を開放、それを1週間続けた後、夕方から朝までを更に1週間続けて様子を見る。

夜に子猫を開放するのは、猫は夜行性なので子猫にも成猫にも安心出来る睡眠が取れると考えられる。
また、娘がいる時間は娘の部屋で思いっきり遊ばせて子猫の体力増強とストレス解消を図る。


とりあえず、ストレス症状は出てしまったが仲良くはなっているので、寒くなれば自ずと問題は解消されるだろう。

人も猫も大切なのはスキンシップだ。

夏場の暑い時期には猫は猫ダンゴを作らない。
夏は猫も暑いので、それぞれがお気に入りの場所で一匹で過ごしている。

しかし、寒くなると猫ダンゴを作って暖を取る。
とりあえず仲良くなってさえいれば猫ダンゴは作れる。

猫ダンゴさえ作ればオキシトシンが分泌されて信頼が芽生える。

しかも、子猫はメスだ。
避妊しても女性ホルモンはある程度残るので小猫が成長すれば発情する。

そうなればタマタマ健在の黒オスは嫌でも子猫に惚れる。


まあ、何とかなるだろう。

しかし、猫は本能的に生きる動物だと思っていただけに、意識と本能の解離が有るとは予想だにしていなかった。
また一つ猫に教えられた。