顎関節症はかみ合わせと密接に結びついた病気です。



しかし一時期、アメリカ歯科医師会が、「顎関節症とかみ合わせは関係しない」と発表し、日本でも同様に関連を否定する発表がありました。(現在ではそのような報告は見かけなくなっていますが。)



アメリカでは、子供に歯の矯正治療を受けさせることが親として当たり前という風潮があります。



また、アメリカは弁護士の数が多く、世界最大の訴訟大国です。



顎関節症の発症とかみ合わせの関係を認めると、アメリカ中の矯正科医はみんな訴えられます。



なので(私の推測も含みますが)、顎関節症とかみ合わせの関連を敢えて否定したものと思われます。



実際の所、顎関節症の方にはマウスピースを装着し、治療することが多いです。



マウスピースでかみ合わせを調整します。



つまり顎関節症を直すためにかみ合わせを調整します。



この事実だけをとっても、顎関節症とかみ合わせは密接に関係があることがわかります。



一部、かみ合わせとは関係ない顎関節症というものも存在はしますが、それはごく一部です。



続きは次週に・・・・・・・・・・