皆様、あけましておめでとうございます。

 

今年は、天皇陛下が退位される年です。

 

私たち国民に寄り添い、象徴天皇としての職責をしっかり果たされている天皇皇后両陛下には退位後はゆっくりとした時間を過ごしていただきたいと思っています。

 

さて、当院の今年の抱負は、「地に足を付けた確かな治療を実践する」です。

 

昨年末、顎運動測定器を導入しました。

 

背景は、かみ合わせの取り方ひとつで出来上がってくる物の形状は全く違うからです。

 

以前、間違ったかみ合わせで出来てきても、口の中で削るんだからいいじゃないの、と言われたことがあります。

 

この言った人も歯科医ですが、かみ合わせの本質が全く理解できていません。

 

かみ合わせが崩れたら、噛めないばかりか、体全体に不調和が生じます。

 

 

口は消化器の一番最初の器官です。

 

当院では、顎運動からデジタルデータで顆路角、切歯路角を導出し、それを基に咬合器を調整します。

 

 

その咬合器上で、修復物を作製します。(ちょっと難しくなりましてすいません。)

 

理論上は口腔内での調整がゼロかほんの僅かになります。

 

ゼロを目指します。

 

 

平成最後の一年もよろしくお願いします。

 

平成31年1月3日

 

東札幌緑の杜歯科クリニック

 

稲田 純一