まるで柔らかタオルのような脳みそ

吸収力がはんぱじゃないのだ!

誰にも教わらなくても少ない経験の中から

研究し学習する。

もんちゃんのいたずらは分刻みで激しさを増す

夫特製のサイドボードも

もんちゃん対策として扉につまみがついていない

しかしわずか数日のうちに攻略されて

中のDVDやらビデオテープ、ゲームのコントローラー

ありとあらゆるものが部屋中に散らばる。

ベランダへのサッシもとうとう自分で開けられるようになった

キッチンとの間仕切りのふすま、玄関へのガラス戸

全部自分でこじ開けて出て行ってしまう。

《ちょっと!!8ヶ月の子供ってこんなに激しいの?》

悲鳴をあげそうになる。

あまりうるさく「だめよ!」

って言わないようにはしているのだけど。

そんなものが家にあったことさえ忘れているような

ものを何処からか引っぱりだしては口にする。

ライター、ボンド、修正液、たばこ(友人の忘れ物)

ついつい

「わ――っ!!だめよっ!!!`□´)」

っと言ってしまう。

大きな声でだめよ!!っと言われると

一瞬手を引っ込めて私の顔色をうかがう。

すぐに続きを始めるのだけど。

サイドボードは高さも少し高めにして作ってある。

もんちゃん対策だ。

触られたくない物はこのサイドボードの上に

非難させていた。

つい最近までは天井板に手がかからない状態だった。

しかしこれもあっというまに攻略されてしまった。

なんと背伸びをするのである。

おもいっきり背伸びをして爪先立ちになる、

そしてつかまっていない方の手でボードの上を探る

手に触ったものを引きずり落とす・・・。

顔を上げてボードの上を見てしまうと

高さが稼げないことを学習したのだ。

そしてそれでも足りないときは

主人や私の足の上、ミニーちゃんのぬいぐるみに乗って

踏み台の代わりにすることを発見!!(。。)


はじめは偶然かと思ったが、ちゃんと踏み台にされている。

見たい!触りたい!というもんちゃんの欲求は

私達のいたずら防止対策を遥かに上回っており

ただただ感心するばかりである。







何もわからない赤ちゃんっと思っているのは私達親だけで

もんちゃんは何でもわかっている。

適当にあしらうのはよそう・・・。。

気を抜いているとこっちがおいて行かれてしまう。

まんまとだしぬかれてしまう。

きっとそんな時に危険が迫っているのだろう。

ある程度の怪我は主人や私も子供のころには経験済み

もんちゃんだってきっと無傷で大人になるのは無理。

けれど取り返しのつかない事故からは守ってあげなくちゃ。

そう思っている。