今日の午前中いつものように電話を取ったら、とても緊張した声で
「あの~桑名さんでしょうか」「はいそうです」
お年の頃は私と同じぐらいの感じがしました。お話をするのが大好きそうなお人柄と
思いながら、仕事をお受けしました。
さてそれから約束の時間にその方は私の店に見えられました。
奥様とご一緒だったので聞けば、是非顔を見たくて来たのですとのこと。
私のホームページを見たようで、かなり緊張されていました。
開口一番 「思っていたより優しそうな人で良かった」と奥様の言葉。
「ああ良かった」と私の独り言。
無事に仕事も終わるころ、
御主人が
「作業中の桑名さんの姿を写真に撮りましたが、まずかったでしょうか」
私
「いいえ。もし良かったら仕事の後で3人で写真を撮りますか」
御主人
「そうしていただけたら記念になりますので、嬉しいです」
そうこうするうちに無事に作業も終了して、写真を撮る事になりました。
近くに工事に来ていた人にシャッターをお願いしました。
(とても怪訝(けげん)そうな雰囲気でしたが、無事終了)
そこにその工事の人の同僚らしき人が来て、
「なにかあるの (喋っているのはさぬき弁)」
御主人
「 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 」(丁寧に私の紹介をしてくれました)
工事人の同僚二人
「どうりで見たことのある顔だと思った」
私がすかさず
「 私の大きな名刺です 」と手作りのチラシを渡しました。
御主人と奥様と念入りに握手をして仕事を終えました。
最後までお二人は緊張をしていたと思います。
テレビに出たことで不思議な出会いが一杯続いています。
ありがたいことです。
田舎の鍵師/桑名隆