●一難去ったら今度は多難(その③)
<10話>
この間お世話になった病院へ朝一番に連れて行くと
チャコを診た先生の顔は途端に険しくなりました。
「こっ、これは猫パルボだなぁ」
「なんですか?それ」
「今チャコちゃんはウイルスと必死に戦っている状態なんですよ。
とにかく栄養を入れて力を付けさせましょう」
すぐに皮下補液が注射された。
「チャコちゃんは少しでもご飯を食べますか?」
「いえもう夜中から水一滴も飲まずに吐いています」
「なら明日また皮下補液を注射するので来て下さい。
おうちではハチミツなどを指で口に入れてあげてください」
(え!薬とか、入院とか無いの?こんなにぐったりしているのに!)
「あとはチャコちゃんの生命力に掛かっています」
帰り際先生は病院のスタッフに
「すぐ塩素で手を洗え!」と指示していました。
(なんか凄いウイルスみたい・・・)
家に帰ってチャコを寝かせると
『猫パルボ』について調べてみました。
正式には
『猫汎白血球減少症(ねこはんはっけっきゅうげんしょうしょう)』
で、なになに・・・・・
~抵抗力の弱い子猫などは
あっという間に死亡することがあります~
って、な、なんやてぇ~~~~~
私はすぐチャコの口の中に無理やり
ハチミツを塗り込んだ。
するとすぐ「おげーっ」と吐いてしまい
ますますぐったりして逆効果でした(ノ◇≦。)。
「チャコー、チャコー、がんばれー、愛してるよー」
張り裂けそうな思いで一日中
声を掛けながら添い寝しました。
チャコを診た先生の顔は途端に険しくなりました。
「こっ、これは猫パルボだなぁ」
「なんですか?それ」
「今チャコちゃんはウイルスと必死に戦っている状態なんですよ。
とにかく栄養を入れて力を付けさせましょう」
すぐに皮下補液が注射された。
「チャコちゃんは少しでもご飯を食べますか?」
「いえもう夜中から水一滴も飲まずに吐いています」
「なら明日また皮下補液を注射するので来て下さい。
おうちではハチミツなどを指で口に入れてあげてください」
(え!薬とか、入院とか無いの?こんなにぐったりしているのに!)
「あとはチャコちゃんの生命力に掛かっています」
帰り際先生は病院のスタッフに
「すぐ塩素で手を洗え!」と指示していました。
(なんか凄いウイルスみたい・・・)
家に帰ってチャコを寝かせると
『猫パルボ』について調べてみました。
正式には
『猫汎白血球減少症(ねこはんはっけっきゅうげんしょうしょう)』
で、なになに・・・・・
~抵抗力の弱い子猫などは
あっという間に死亡することがあります~
って、な、なんやてぇ~~~~~
私はすぐチャコの口の中に無理やり
ハチミツを塗り込んだ。
するとすぐ「おげーっ」と吐いてしまい
ますますぐったりして逆効果でした(ノ◇≦。)。
「チャコー、チャコー、がんばれー、愛してるよー」
張り裂けそうな思いで一日中
声を掛けながら添い寝しました。