破廉恥道中記 -136ページ目
<< 前のページへ最新 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136

タバコの匂い…

やぁ元気にしてたかい?

今日は少し遅い帰りになりそうだ…いつものBARでいつも頼んでるカクテルを飲みながら手紙を書いているよ。


こっちは日中暑くなったり夜は逆に冷え込んでは何かと気性が激しい日々のようだ!


そっちはどうだろうか?熱い?それとも寒い?


そんな体温など関係の無い世界かな?


少し暖かくなってくると良く今のここのBARで語りながら飲んだね。

酔っ払ってはこの先の事をいかにも自信気に語りだす僕を文句を言いながら聞き返してた日々が懐かしく感じる…


もう…6年か…


隣で話す姿が目を開けてても見えてしまうほど少し前の事のように思えるよ。


そうだ僕は明日ライブなんだよ…本当に人前に出るのは緊張する…

昔から変わらない!

周りには平気って強がるけど本当は精一杯の気力でステージに出てる、そんな事言うと「ボーカルだろっ」ていつも君は俺を戒める。今じゃそんな人は周りにあまり居なくなったよ…


こんな時だからこそ何かと君を思い出すのだろうね?


思い出に浸る訳じゃないが振り返って今の自分の方向を確認するのもありかな?

不器用さはあの時からも全然変わらないよ…

むしろもっと不器用かも!口に出すほどだからね(笑)

また怒られちまうかな…


でも最近は思い切り感情を出す大事さを知ったよ、きっと君は驚くだろうね!

もっと色々と自分の事を話せと言ってただろ?

年数はかかったけどかなりストレートに口に出す事できる様になった!

自分の弱さも改めて知れたからなのかも知れない!あの時自分をもっと話せてたらと思うけど今じゃそれも叶わない事だから…まぁ僕がそっちに行った時は長く語る事になるかもしれないけど話すよ!


だから確りと見守ってて!


今日のオリジナルカクテルもあの時とは少し違う味になったみたいだよ…


今日は後少ししたら帰るよ…またな!




寂しがり屋の気分屋の僕から、寂しがり屋の面倒見の良い君へ



じゃれごと日記

満月

月を見上げたらあの日の月と同じで思い出してしまったよ…

あの時は先の事など考えもしないで口に出しては後々良く考えさせられた日々。

今では考えて口に出す事の方が少なくなっているようにも思える!

今の僕を見たらきっと驚くだろうね…
何て思うのか興味はあるが聞いたら寂しくなりそうなので口には出さないで欲しい!

あの晩に誓い合ったことは今でも進行中だよ、どうにもうまく行かない生活に唾を吐き捨て滅茶滅茶に荒れた事もあった…

今はまだ煮えきらない物があるけど迷いながらも進んで何かが掴めそうなんだ!
今を楽しんでる?

僕は月を見ながら一杯やってるよ…


またな!

あの場所から

今いつものあの場所で君の大好きなカフェオレを飲んでいる。


何時もなら大好きなマンデリンを頼むはずなのに何故か無意識にカフェオレと口から出てしまったから君の事を思い出してしまった。

その後君はどんな成長を遂げて要るのだろうか?


珈琲は苦いからと何時もカフェオレばかり飲んでいたね…もしかしたら今では珈琲の苦さも克服しているかも知れないね。


君の表情はあの時のまま僕の中では変わっていない…
仕草や癖は今でも変わらないのかな?

今ではもう声などは思い出せないけどあの時の君は僕の中ではまだあの表情で…

この店でカフェオレ…


切っても切れない思い出なのだろう。

隣ではワンピースの話しでもお客と店員が意気投合したように話している…

確か前もこんな感じだったね。


この場所は変わらずだよ。

それじゃまた何かあったら書くとするよ。
<< 前のページへ最新 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136