大きな丸みの絞り方


ポイントは3つです。
・丸みにキセを付けない
・絞る糸は2本どり
・絞る糸は丸みから少し離れた位置を縫う







①丸みの印つけ
☝︎袖底の縫いから1分、袖口下の縫いから5厘
浮かせたところに丸みの印を付けます。






②まち針を打ち、丸みを縫います。
☝︎まち針は少し細かめに打ち、丸みの印に沿って細かめに縫います。






③丸みを絞るための縫いをします。
☝︎2本どりの糸で、丸みより少し離れた位置をぬいます。縫い終わりは、向こう側へ糸を出しておきます。






④丸みを絞る
☝︎丸みの型を当て、端を文鎮などで抑え、2本どりの糸を引っ張ります。
引っ張った状態で、玉止めを作ります。
私は玉止めを3回しています。







⑤コテを当てる
☝︎絞った布を縮めるイメージでコテを当てます。







⑥表に返して仕上げをします。
☝︎丸みがプカプカする時は、写真のようにまち針でとめて仕上げをします。


☝︎当て布を使う方が無難です。







⑦完成
☝︎今回は七五三用祝着に丸みを付けました。
丸みは2寸1分です。
通常の5分の丸みでも、絞り方は同じです。







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楽しい着物ライフが送れますようにキラキラ