インタラクリ -1865ページ目

エバラ、と、ハウス、なの?

昨日、ワイドショーでチラ見して、
気になった、ニュース 。(ソースは日刊スポーツと、報知)


六甲山中で遭難した男性が、たまたまバーベキューの残りで持っていた
「焼肉のタレ」と「おいしい水」で3週間、生き延びた、とのこと。


動画ニュース まで、ありますね)


なぜ、気になったんだろう?


タレは、エバラかどうか、明示されてないし、情報源にもない。
水は、六甲のおいしい水だけど、ハウス製品ではなくて、
下山する時に、本当に六甲の山で、
ポリタンクに汲んで持っていたものだ、という。。。


それが、なぜか、昨日の朝のワイドショーでは、
エバラ 」と「ハウス 」の製品であるかのごとく、
パッケージがドーンと出てた。


でも、これって、広告効果アリなのだろうか?


トマトジュースや、ココアが、健康にいい、というのとは、
やや違う気がします、けど。。。


あるある で、実証番組にしても、
なんだか、痛いたしいし、寒い、気がしますね。


(とはいえ、生き延びた男の方、、ご無事でなによりでした)


(と、言いつつ、その、足を滑らせて、腰の骨を折ったのが、
「打越」さんだというのも、なんだか、気になるのですが。。)

80年代の自主映画と、21世紀のエンタメ。

雑誌ユリイカ の12月号が「監督系女子ファイル」という特集で、
つい、買ってしまった。。。


特集名のページ「監督系女子ファイル’06」があり、
ファイルの1Pとして、PFF ディレクターの荒木啓子氏が、語っている内容が、
WEB的にも、示唆があり、引用してログっておきます。
(OCRって、便利ですね)



『自主映画って基本的にオーダーされて作るものではなく、言ってしまえば趣味。そういうバカげた趣味に情熱を注ぐのは圧倒的に男性のほうが多かった、』


『70年代80年代の自主映画には、「商業ベースに侵されない純粋なもの作り」という空気が強かったけれど、極端に言えば21世紀は自主映画=商業映画と言っていい。同時に「自主映画をやろう」とは思わずに、多くの場合「映画=エンターテインメントを作る」と変わってきていて、』


『今は映画産業あるいは教育制度にしても、半世紀以上続いたシステムが終焉を迎えていて、そこからどうすれば自分なりに生きる道を見つけられるか葛藤している状況だと思います。それを個人のフィールドで体現しているのが自主映画 』



80年代ど真ン中に、自主映画青年だった自分が、
去年、WEB界にやってきた時、強く感じたのは、


「今、自主って、ココなんだな」ということでした。


マス界にいた時も、新しい方法論を見つけたい、と思って
レスフェス などのデジタル自主映画を、マメに見に行ってたのですが、


WEB界に来て、天動説→地動説、的に、驚いたのは、


「ココって、インフラそのものが、自主じゃん。。。」


、、て、ことでした。

(しかも1年で、自主がハリウッドになるくらいの
下克上的、状況の変化感?。。。)


YIGのWEBオブザイヤー の、話題賞第1位は you tube でした。
去年 は、mixi でしたね。)
来年は、何だろう。。それって、すでに、出現しているんですかね?
まだ、ですかね?


「インフラが、自主」のWEB界は、
「自分なりに生きる道を見つけ」ようとする人々で、
世界そのものが、日替わりです。


すげ。

今年を、漢字一文字であらわすと?

「今年を漢字一文字であらわすと、何?」


今朝のワイドショーで、チラ聞きして、
「何だろうなあ」と、考えてた。


わからんなあ。。何年か前、中越地震のあった年が、
「災」で、うまいなぁと、思ったのを覚えている。


午後、発表になると言ってたので、めずらしく気になって、
ヤフーニュースで検索した。


答えは「コチラ 」、、、なるほどねぇ。

(と、同時に、そうかなあ。。?)


自分の今年は、
漢字一文字にしたら、何だったろうか?と考えて、

「活」だな、と思った。


・・・あくまで「忙」ではなく。「活」。

似顔絵に、ギャラ?

ウェイキングライフ 」でおなじみの、
リチャード・リンクレイター監督と、
アニメ監督のボブ・サビストンの、新作が
今週末から公開される。


スキャナーダークリー 」である。
たまたま、拾った新聞で知った。
P・K・ディック原作だそうだ。
それは、期待したい、ところなのだが、、、


しかし、微妙というか、謎なのは、
なぜ、ボブ・サビストンの「あの手法 」で、


キアヌ・リーブスや、ウィノナ・ライダーが
出演しなきゃいけないんだろ?


BIGスターだから、顔をグチョグチョに
「デフォルメ」したら、誰だかわからなくなって、
もったいないし、


と言って「あの手法」で顔だけ「似てる」って
のも、ねぇ、、、微妙である。


・・というか、もと素材のビデオ撮影を、
本当にキアヌ本人で、やったのだろうか?
(たぶん、当然、やったんでしょうね)


製作総指揮のソーダバーグは、リンクレイターの
自主映画時代からの友人のはずだ。
どうも、このジョージ・クルーニーが、怪しくないか?

(本人には、悪いけど)


この謎を解くには、、、さっそく、見に行くしかない。

フリーダムの思い出。

「見るべきアニメ」の第1エントリーが、
「FREEDOM」なのは、かなり、複雑な心境ですが、
週末に、DVDを買って、見ました。


結論からいうと、ファンはいろいろ
言いたいこともあるでしょうが、まずは「見るべき」。


まず驚いたのは、「CM」と「絵」が違っていたことです。
どっちかが、どっちかを、否定したのでしょうか?


それと、「オープニング」が、非常に「見るべき」だったこと。
オールドファンであれば、
夢に見た映像では、ないでしょうか?あの「ドドド」は。


(この辺、わざと、わかりにくく書いています。
まだ見てない人に先入観を与えたくないので。)


オープニングの冒頭で、我々世代には、目に覚えのある
配色とコマ割りの「絵」が出てくるのですが、
あれが、「ファーストカット」に出て来るということが、何よりも、
今から始めようとしている「アニメ」が、「あのマンガ本」なのだ
ということを、「宣言」しているなあと、思いました。


それで、あの「ドドド」ですから、ね。
(わかりにくくて、すいません。)



もうひとつ、これは広告屋として、驚いたこと。


特典映像である「メイキング対談」の冒頭で、
佐藤大さん(シリーズ構成)が言った一言。


「OVAというのは、世の中に露出しない。
今回、OVAを売るために、CMと組んで、
露出をはかるのが、お互いにメリットになる、という
考え方が、とても新しいと思った」、、
という意味のことを、彼はサラッと言いました。


OVAを売るために、商品広告を使った???
・・・ビックリした。アニメ制作者側から言うと、
そうなるのか。


そんなこと、言っちゃっていいの?とも、思いましたが、
物事には、いろんな「見方」があるのだなあ。



その同じ佐藤大さんが、対談の締めの方で言った、もう一言。


「この登場人物たちが、自分らがカップヌードルを
食ってた時みたいに、バカやってくれると、いいな。
それか、今、カップヌードル食ってる若い奴らみたいに、
バカやってくれると、いいな。」


これは、いいですね。
商品に失礼なようでいて、ある本質を言い当ててる。
カップヌードルは我々の世代にとっては、
永遠の「青春ブランド」ですからね。


あれを、食べている間は「青春は去らず」だと思ったりします。

自分も、高校生の時は、毎週土曜のお昼に
カップヌードルを食べて、8ミリカメラを回していました。


ちょうど、その頃、
電話帳のようにぶ厚い「あのマンガ本 」の第1巻が出て、
自分もふくめ、皆が夢中になっていたのを、思い出します。

ブログを、再開します。

ブログを全面改訂して、見直します、とか言ったきり
何を、チャンとするでもなく、
なに気に、丸1ヶ月も、放置してしまいました。


その間、書きたいネタも、いくつか浮かび、
日ごろ持ち歩いている手帳サイズのノートも、
2冊くらい書きつぶしてしまったりしたのですが、、


どういうスタンスで、ブログを続けるのか、、、
明快に整理して、記述するような
落ち着いた時間がとれず、日常に忙殺されて、
1ヶ月たってしまいました。


さて、というわけで、再開します。

ブログ再開にあたって、3×3のことを、
明示しておきたい、と思います。


●3つの原則を守る
●3つの機能を活かす
●3つの新ジャンルをたてる


です。


●3つの原則を守る
本来、黒子に徹するべき「広告のプロ」として、
以下の3原則を守ります。


1.得意先→弊社→自分、の順に利益を優先する。


当ブログの基本主旨は変わらず「マス広告とWEB広告の間の溝を埋める」
です。そのために、見て欲しいサイト、知って欲しい広告事例を紹介し、
リンクを貼ります。その際の方針として、
価値や意義のあるものへのアクセスが増えることで、
広告主―制作者―ユーザーが、すべてwin-win-winになることを目指します。


2.一次情報主義は、守る。


紹介リンクは貼りますが、自分の視点・解釈でのコメントを
キチンと記述することで、一次情報としての価値のあるブログを
目指します。


3.コンプラに、徹底配慮する。


業務で知りえた「未公表情報」は、一切開示しません。
なので、自分がやった仕事も、自分がやったと、明示しません。
あいまいな日本語を駆使します。
ただし、一般メディアやイベントなどで公開された情報は、
「一般公表情報」であるので、これは開示します。



●3つの機能を活かす
ブログという「メディア」を手に入れることができたことに
最大限、感謝し、これを最大限、活用したいと思います。


1.ログの機能


今、思ったことを、今、書く。そして、瞬時に、
世界と共有する。紙媒体ではなく、ブログである理由と、
メリットを活かしたい。


2.アーカイブの機能


考えたこと、気づいたこと、大事な知見、ユニークな事例などを、
日々、貯え、オンライン環境さえあれば、いつ、どこからでも、
再確認・再利用できるようにしたい、と思います。


3.発信・受信の機能


ブログは、何者も仲介しない自分からのダイレクトな
情報発信の場であると同時に、
広く、一般の誰からでも、レスをいただく場でもあります。
この「上り回線」としての機能も、活用したいと思います。



●3つの新ジャンルをたてる
コンプラに配慮しつつ、読む価値のあるブログを、
なるべく「
マメ」に更新するために「エッセイ的な記述」を
今までより増やそうと思います。


基本テーマである「インタラ広告のこと」や「広告の今後のこと」は
勿論、大事にしつつも、もっと、広く、ユルく、
クリエィティブの「たし」になる「おやつ」のようなことも、
書くべぇ、と思う所存です。まあ、なんとなく、下記、3ジャンルを
増設しようかなぁーと。


1.街で見かけた広告


2.見るべきアニメ


3.オブジェを求めて


で、何、書くんだろ? という感じで、、、
今日は、大仰な「再」初心表明のみ、ということで。


では、では、読者の皆様。

あらためまして、よろしくお願いいたします。

本日のレジュメ

○「マス広告の考え方で、Web広告を作る方法 」
 @大崎アドビ本社ホール


●マス広告と、WEB広告の間の「溝」


●マス広告と、WEB広告は同じ。
・広告を考える、企画の基本はまったく同じ。
・ADや、CMで培ったスキルが、活かせる。
・受け手であるユーザーにとっては、一連のもの。


●マス広告と、WEB広告は違う。
・マス広告は偶然出会う、WEB広告は偶然には出会わない。
・GRなのに、時間軸があり、かつ操作性が要求される。
・良くも悪くも、反応が、ダイレクトに返ってくる。


●インタラクティブ・クリエィティブの例


・自分ごと化して、操縦するCM
「大塚製薬・ファイブミニ・体内怪人」
http://www.out-put.jp/


・テキストだけで、エンタメする
「mixi Wコミュ・キャンペーン」
「体内怪人 ファンコミュ!」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1092657
「ファイバー美人大@mixi」http://mixi.jp/view_community.pl?id=1092503


・まったく動かない WEBムービー
「JCBカード・オー!JCBの達人」
http://www.jcb.co.jp/tatsujin/


・インターフェイスを、キャラ化する
「郵便局の投資信託・ますますくん」
http://masumasu.jp/


・歩く CGM
「日清食品・U.F.O.公式サイト」
http://nissin-ufo.jp/


・同じ基盤の、べつな使い方
「日清食品・U.F.O.宝箱を探せ!」
http://nissin-ufo.jp/


・マンガのオチは→携帯サイトへ
「日清食品・U.F.O.携帯サイト」(実施終了しました)


・映画のテーマを WEB化する
「石川寛監督・映画・好きだ、」
http://www.sukida.jp/


・雑誌のイメージを WEB化する
「スイッチ ON エキサイト」
http://switch.excite.co.jp/


・15秒 スポット WEB?
「ぷらら・前園が帰って来た。」(公開終了しております)


・新CI、新ポータル
「BIGLOBE・新 CI デビュー」
http://www.biglobe.ne.jp/


・アイドル広告の クロスメディア
「北海道JRA・アイブラブ夏競馬」(公開終了しております)


・検索語を、企画する
「JCB・アロハノート」
http://www.jcb.co.jp/aloha-note/hawaii/


・サイトを作らず、コマソンを作る
「ローソン・からあげクン音頭」(公開終了しております)


・インサイトを集めるサイト
「4thメディア・あるあるキャンペーン」
http://www.4media.tv/aruaru/


・で、本当にインサイトを集める
「はてなダイアリー・トラックバック・キャンペーン」



●グラフィックの人と、WEBの人の間の「溝」


●GRの人に、できること。
・字組、レイアウト、写真撮影など、いわゆる良いGR。
・ビジュアル発想の、広告企画。
・印刷広告と、WEB広告のクロスメディア。


●WEBの人に、できること。
・WEBの最新技術への理解、テクニカルなスキル。
・どん欲なまでに、新しいことをやろうとする姿勢。
・なんでもやるDIY精神、軽いフットワーク。


●融合してもっと面白くなるべき。
 同じ基盤をも っ と活用すべき。


●じゃんじゃん、WEB界に来てください。
 よろしくお願いいたします。


・・・・・・・・・・・・・・・


以上です。


各サイトに、ご興味をもたれた方は、

左のジャンルタグの「新しい事例集」の中に、

記述のあるものもありますので、ご参考までに。



本日の講演は、イラストレーター・ユーザーさん向けの
メルマガだけで、ほぼ満席になったそうですが、
11月6日の分は、まだ、若干、席があるようですので、(あ、ないかも)
ご興味のある方は、下記からエントリーしてください。
http://illustrator.67.org/detail/detail1106.html



当ブログも、事情があって、まもなく全面的に
改訂しなければならない局面にさしかかっているのですが、
その「目的」は、開始した当初から、まったく変わりません。


マスと、WEBの、クリエィティブの溝を埋め、
(まず、弊社から埋め、自分から埋め、)
一人でも多くの、グラフィックやCMのエキスパートが、
私の好きな「優秀なクリエィターの皆さん」が、
「面白そう」だと「コッチ」へ来てくれるような、
軽やかに「コッチ」へ「自力」で越境して来てくれるような、
それで、ますます「広告そのもの」が「面白くなって行く」ような、
そんな未来のために、
微力ながら、できる情報発信をしていこうという、所存です。


もし、今日の講演に来ていただいて、さらに、
このブログも、見てくださった方が、いらっしゃいましたら、
感想や、ご意見などを、下のコメント送信から、
送っていただければ、次回の11月の講演のリファインや、
今後の当ブログの展開の参考にさせていただきます。


今後とも、よろしくお願いいたします。

ストーリー・インステッド・オブ・アド。

人は、ストーリーを必要とする。

ストーリーを欲する。ストーリーで癒される。


すべての、芸術表現と宗教表現が、

か弱き「衆生」に、救いのストーリーを与える。


太古の昔の洞窟から、今日の引きこもりまで、

すべての人に勇気と活力を与えるのは、ストーリーだ。


宮崎駿も、ジョージ・ルーカスも、それを、知っていた。

(↑過去形で、恐縮です。)


昔、僕らが、プラモデルを買って、

一晩中眺めていられたのも、

その箱に、ストーリーが入っていたからだ。


OL女子がヴィトンのバッグに、大金を投じるのも、

そのカバンにストーリーが入っていると思うからだ。


・・・というわけで、広告作る時、ストーリーを、作りたい。


広告メッセージの本質と、そのストーリーが太く絡んでいて、

人の魂をうつものが、いいですなあ。。。


がんばろう。

アドビで、レクチャー。

なんか、、、告知タイミングが、遅すぎるのですが、

来週、アドビ本社で、FLASHの入門セミナーにて、

ひとコマ、しゃべらせていただきます。


テーマは、

「マス広告の考え方で、WEB広告を作る方法」

です。


当ブログで書いてるようなことを、

自分の仕事事例を紹介しながら、ご説明します。


ただ、もう、満員札止めなのです。

イラレユーザー向けのアドビのメルマで、

即満席になった、そうです。


グラフィックの人々の、WEBへの関心と、

危機意識が、それだけ高いということでしょうか?


http://illustrator.67.org/detail/detail1024.html

レジュメと、アクセス一覧は

まだ、できてませんが、

講演日には、こちらのブログに公開して、

インタラクティブな便宜をはかる予定です。


では、よろしくお願いいたします。

広告は、コンテンツである。とする立場。