コロナの期間中はほとんど家にいたので、毎日Tシャツとトレーニングウェアで過ごしていた。

しかし、最近は外に出て人に会う機会も増えたので、ちゃんとした服を着なくてはいけないと思ったが、いかんせん。3年以上前に着ていた服は、ちょっとサイズが小さくなっている。

 

これらの服は、コロナの間に縮んでしまったに違いない。長い間着ないと、服って縮むのね。たぶん。

私が太ったわけでは、断じてない、と思う。

 

仕方がないから、新しい服を買おうかな〜 と思って、スウェーデンの婦人服ネットショップを探してみた。

コロナの間に、多くの店がつぶれ閉店した。確かにあの頃は多くの人は、服を買うどころじゃなかったもんね。買っても着ていくところはないし。

 

そう言えば、このお店もつぶれたんじゃなかったかしら・・・↓

 

 

と思って覗くと、どうやら再スタートを切って、昔より中高年女性向けにシフトした品揃えになっているらしい。

流行最先端を追う年でもないので、シンプルで着やすい服を求める私の好みに合っている。

 

このサイトのモデルを務めている女性には見覚えがある。あ、Yvonne Rydingだ!

 

1962年生まれの彼女は、1984年度のミス・ユニバースに選ばれた世界一の美女。↓

 

その後は自分の化粧品会社を立ち上げたりしていたが、今もモデルとして健在なのですね。彼女はこのサイトのモデルにぴったり。明るく、美しく、同年代の女性が自分像を重ねて、こうなりたいと思う姿に違いない。↓

 

 

美しさはそのままだけど、もちろん当時とは体型は違っていますよ。

 

 

彼女ですらそうなのだから、私が二十代の時より体重が10キロ以上増えているのは、不思議ではあるまい?

と思うのですが、どうでがんしょ?

 

昭和時代の小説や新聞記事を読んでいると、よく「六十近い老婆」というフレーズが出てくる。

昭和前半なら、私も立派な老婆なのだなあ、と思うと感慨深い。自分がオバサンだとは思っていたが、まさかもうオバアサンだとはね。

 

このイヴォンヌさんも60歳超えているのだから立派なお婆さんだ。でもお年を召してもやっぱり素敵。(ちなみに向かって左側は自宅のベットルームだそう)

 

令和の時代となった今や、60近いアラカン女性は老婆とは呼ばないだろう。皆すごく元気だし、サザエさんちのフネさんのような50代なんかいない。イヴォンヌさんのようなアラカン女性は、無理に若作りしないでも美しくあることができるという、インスピレーションを私に与えてくれる。

ああ、私もあのネットショップで服を買いたくなったわー、って広告戦略にちゃんと乗せられていますがな。