【メイド刑事】

 これの一つ前の記事の本と同じ著者。
 メイド+スケバン刑事、でしょうか。
 現代でスケバン刑事をやるとこんな感じになるのかーと感心。

 初めて本屋さんで見たときは「またメイドか」と思わないでもなかったんですが……でも、この作品は萌えより燃えかな。
 わかりやすい勧善懲悪モノなので、物足りない人には物足りないかもしれませんが、個人的には好きです。
 安心して読める、というか。
 ちなみに一巻では、マーマレードの話を扱っていたんですが、食べたくなりました(笑)
【ずっと、そこにいるよ】


 死んでいる人を見ることができる女の子の話。
 よくネタではあるけれど、でも違う形を見られたような印象。
 個人的には「懐かしさ」の感覚がすごく好き。

 ……読み終わってから間が空くとイマイチ感想をまともに書けないなぁ。
【幽剣抄】


 時代劇。短編。
 武士いる時代の、なんか人外と出会ってどうたらって話を集めた本←
 時代劇って読んだの初めてだったんですけど、意外と面白かったです。
 でもなぜだろう、やっぱり読みにくさは感じた。
 作者の作風があわないのか、時代があわないのか。よくわからないけど。

 這いずりとかほんと、呪いは続くみたいな感じでちょっと精神的に怖かった。
 影女房は、ちょっとほのぼのした。幽霊の女の人ちょっと怖かったけど。そして仇うちさせられた人にとっては、このまま居座ってくれていたほうが良かったんだろうなぁ……。