ずいぶん前のことになってしまいましたが、5月8日から16日まで、フロリダに遊びに行ってきました。


予定は3月から立てていたのですが、新型インフルエンザの流行で、キャンセルするかどうか、悩みに悩んで、行くと決めたのは、出発数日前。

私達自身が心配というより、日本のいる両親や、中国にいる夫が、それは、それは、心配していたので、無理に行って、もし、何かあったら、まずいしなあ・・・と、決めかねていました。


でも、ここカナダでも、インフルエンザは発生していたし、

周りの友達からは、

「ここにいたって、インフルエンザはあるんだし、かかったら、交通事故に会ったみたいなものよ。

もったいないから、もし、キャンセルするんなら、私達が、代わりに行くから、教えて!」みたいに、お気軽に言われていたし、

4年前に、初めてWDWに行ってから、ずーと、また行きたいと、それはそれは楽しみにしていたし、

たぶん、今回、キャンセルしたら、今度いつ行けるか、ひょっとしたら、子供達が子供のうちには、もう行けないかもしれないと思って、思い切って出かけることにしました。


5月は、スケートが唯一、オフになるシーズンで、もともと、あまりアイスタイムがないので、旅行に行くには絶好の時期。

学校はお休みすることになるけど、一週間や二週間、バケーションでお休みするなんて、こっちでは、しごく当たり前のことなので、問題なし。

でも、この9月からハイスクールになる、なっちゃんは、もしかしたら、ハイスクールでは、学校も休みにくくなるかもしれません。

そして、ディズニーの世界に全く興味のない夫は、前回、WDWに行った時、子供達のハイテンションについていけなくて、何度も、癇癪を起こして、大変だったので、二度と、4人ではディズニーには行くまいと、決めているのですが、今、仕事で長期に留守をしているので、3人で行く、絶好のチャンスだったのです。


前回は、WDWのみだったのですが、今回は、8泊と少し長い旅行にして、WDWだけでなく、他のオーランドのパークへも出かけました。


以下が、旅行日程。


5月8日

この日は、なっちゃんの14歳のお誕生日。

お誕生日をWDWで過ごせるなんて、なんて、ラッキー。


じつは、この旅行、なっちゃんがスケートで落ち込んでいる時、プリ・ノービスのテストに、頑張って受かったら、WDWに行こうか!ということから、始まったんですね。

ま、落ちても行くつもりだったのですが、彼女には、受かったら、ということで、ニンジンならぬ、WDWを、チラつかせていたのですが、そのせいあってか(?)、プリノービスに合格。

なので、表向きの理由は、なっちゃんのお祝いということになっているのです。


お昼過ぎにWDWに到着。

ホテルは、WDW内のオールスタームービーホテル。WDW直営のホテルですが、4泊したら3泊はフリーというプロモーションのため、びっくりするほど、安く泊まることができました。

そして、そのまま、この日は、エプコットへ直行。閉園の夜中の12時まで遊びました。(ちなみに、フライトが6時だったので、朝は、4時起きでした・・・)


9日

朝から夜まで、マジック・キンダムへ。


10日

タクシーで、シー・ワールドへ。

絶叫コースターで、大興奮。

海洋学者になりたい、なっちゃんは、イルカやシャチのショーをみて、インストラクター達が、羨ましそう。

夜は、WDWへ戻って、ハリウッド・スタジアムで、ファンタスミック・ショーを観賞。


11日

一番楽しみにしていた、ディスカバリー・コーブへ。

ここでは、人口の海で、イルカと泳いだり、トロピカルのお魚達と一緒に、スノーケルで泳ぐことができます。

本当の海でのダイビングやスノーケルを知っている人達にとっては、イミテーションにすぎないと思いますが、私達にとっては、初めての経験。

スノーケルをしている真下に、綺麗なお魚やエイ達がゆったり泳いでいるのに、大感激。

(WDWのウォーターパークにも、あるのですが、規模が違う!)

そして、イルカとの30分間のふれあい。

私達のグループのイルカ君の名前は、DJ。可愛かったです。

最後に、一人ずつ、イルカのひれに捕まって泳ぐことができるのですが、小さい時、わんぱくフリッパーに憧れていた私は、大感激でした。


そして、夜には、またWDWへ戻って、一遊び。

この日は、マジカルエキストラアワーで、遅くまで開いているハリウッドスタジアムへ行って、話題の、トイ・マニアに乗ったのですが、評判どおり、面白かった!です。


12日

アニマルキンダムへ。

朝一番で、サファリカーに乗ったら、前回は、あまり姿を見せてくれなかった動物君達が、今回は、たくさん見ることができて、楽しめました。

夜は、ダウンタウンディズニーへ行って、お買い物をする予定だったのですが、夕方から、物凄いスコールとなり、それが、夜遅くまで止まなかったので、WDWに来て初めてホテルで、ゆっくりすることができました。

パークからホテルに戻る途中、ポリスカーや消防車が出ていたので、何事かと思ったら、道沿いのヤシの木が、一本、根こそぎ倒れていました。怖っ・・・。


13日

この日から、2回目パークに参上です。

2回目となると、ちょっと余裕で、パークを周れます。

5月はオフシーズンの上、たぶん、インフルエンザの影響で、キャンセルする人もいると思うで(日本人には、ほとんど出会わなかったな)、アトラクションも、あまり並ぶことなく、乗ることができました。


で、2回目のハリウッドスタジアムへ(ファンタスミックを見た日を入れると3回目)

夜は、DTDにあるプラネット・ハリウッドで夕食。

ディズニーでは、遊ぶのに忙しくて、あまり、ゆっくり食事することがないので、ひさしぶりにレストランで、ゆっくりの食事。

娯楽性の高いレストランなので、味は、期待していなかったのですが、なかなか、美味しかったです。


14日

この日は、まず、朝、最初にDTDに行き、ゆっくり、お買い物をしてから、エプコットへ。

直行のバスがないので、別のリゾートへのバスに乗って、そこから歩いてパークへ行ったのですが、そのホテル、デラックスクラスのホテルで、私達のホテル、バリュークラスとは、外観から違っていて、いいなあ、と溜め息。

でも、子供たちに、「このホテルに3泊するのと、オールスターに8泊するの、どっちがいい?」って聞いたら、二人そろって、「8泊がいい!」との返事が返ってきました。それは、そうですね。


夜は、キャラクター・ダイニングのガーデン・グリルへ。

ウチの娘達、12歳と14歳ですが、まだ、ディズニーのキャラクター達が大好き!

特に、チップ&デール

でも、きっと、キャラクター達にサインをもらったり、写真と撮ったりするのも楽しむのも、もうあと少しの間だけですよね。 と、思うと、ちょっと寂しいです。


15日

最後のWDWは、やっぱり、マジックキンダムで締めくくり。

実は、この日、とんでもないハプニングが・・・。


細かいことは省略しますが、ホテルにいるときに、母VSティーンエイジ娘の対決をやってしまい、気まずい雰囲気でパークへ出かけたのですが、パークへ入場して、ふと後ろを振り返ると、いるはずのなっちゃんが、いない。

あひるの写真を撮っていたから、後から、来るかと思って、待っていても、姿を現さない。

そして、入り口で待つこと30分以上・・・。それでも、現れない。

まあ、はぐれたとしても、14歳の娘。パークは2度目だし、自分のホテルへ帰る方法は、重々わかっているし・・・。

朝、あまりに失礼で、わがままな態度に、「そんなに、気に入らないんだったら、ママ達に着いてこなくてもいいから、自分で勝手に、好きなことしていればいいでしょ!」と怒られていたものだから、適当に、自分で、時間を過ごして、ホテルに戻るのではないかと思って、ちゃーちゃんとホテルに戻ってみても、帰ってきた形跡なし。


そのうち、携帯にメッセージがはいって、

Where are you? mi lonely


まったく、世話のやけるヤツです。


その後も、メッセージは何度も入ってきて、その都度、待ち合わせの場所を書いて返事していたのですが、実は、彼女の携帯は、、メッセージを送るkとはできても、受け取ることができていなかったのです。(当然、電話しても、だめ)

しかも、送ってくるメッセージには、「どこにいるの、ママ?」の繰り返しで、自分がどこにいるかを、全く書いてこないので、どこかで、無事でいることはわかっていても、会うことができず、結局、彼女がホテルに戻ってきたのは、暗くなってから。

もうこれは、本気でポリスに連絡しなければか、と思い始めたころ、のほほんと、バスに乗って戻ってきました。

どうせ、マジックキンダムにいるんだから、Wishesを見てから帰ろうと思って・・・・、ですって!!!!

まったく、全然違う意味に、忘れられない1日となりました(嘆息)


ここ数年、スケートと夏の一時帰国で、時間的にも金銭的にも一杯一杯で、まったく、バケーションらしいバケーションに出かけたことがなかったのですが、ようやく、夢のWDWに連れて行ってあげることができました。

できたら、また行きたいなあ。 私、ディズニーの世界大好きです。


帰りの飛行機で、なっちゃんが、「ママ、次は、クルーズに行きたいなあ」ですって。

思わず、「ねえ、今、WDWに行ってきたばかりなんだから、せめて、しばらくの間は、おねだりは、やめておこうよ・・・」

まったくねえ(苦笑)