とうとう、9月になってしまいました。

月日の流れは、早いです。


オタワの学校も、今年は、例年より早い始まりで、今日1日から、新学年が始まりました。

本来なら、今頃は、オタワにいて、時差ぼけでヨレヨレながら、疲れたぁ~という暇もなく、慌しく、動き回っている頃なのですが・・・・・。


私と、ちゃーちゃんは、相変らず、実家にいて、真夜中の今、こうして、パソコンのタイプをしています。


ちゃーちゃん、結局、カナダへ帰るのを、延期して、こちらで、引き続き治療をすることになりました。

先週の診察で、経過が悪いわけではないけれど、骨の回復の兆候が全く見られず、手術をするべきかどうか、五分五分の状態だと言われました。

もし、カナダに帰ったら、おそらく、あちらの医療事情を見ると、手術ということになるのでは?とも言われてしまいました。


ギブスをはずすタイミングも、難しいところで、まだ、骨の回復が見られないので、はずすには早いけれど、このまま、着けたままの状態が続くと、膝など、別の所に、影響が出てくる心配があるのだそうです。

カナダの医療システムだと、あちらに戻ったからといって、すぐに、専門医の診察&治療を受けられるとも限らないので、いろいろ、いろいろ、考えた末、もうしばらく、こちらに残って、治療を続けることにしました。


で、なっちゃん、学校が始まる前日の昨日、一人で、オタワへと飛び立ちました。

なっちゃんは、この9月から、9年生。

日本では、まだ、中2ですが、カナダでは、今年からHigh School.

入学式はないけれど、初日には、オリエンテーションがあり、お昼は、歓迎のバーベキューランチがあるそうで、ランチに、釣られてではないでしょうが、どうしても、初日をミスすることはできないと、一人で帰ることに決めました。

飛行機に弱い彼女なので、彼女にとっては、一大決心です。


昨日は、あいにく、台風が関東に接近し、飛行場に向う成田エキスプレスに乗っているときから、天候は、大荒れ状態。

万一、欠航にでもなったら、一大決心して、本当は、もっと長くいた日本から、一人でオタワに帰ることにしたのに、肝心な、学校初日に、間に合わなくなってしまうとあって、なっちゃん、朝から、超落ち込んでしまいました。


飛行場に着くと、とりあえず、欠航などは、まだ出ておらず、飛行場も、いつもと変らず、落ち着いた様子だったので、一安心。

彼女のフライトは11:45で、ますます強くなって行く風雨を、ガラス越しに見ながら、もう祈るような気持ちです。


待っている間に、「3時以降のフライトの搭乗手続きを、1時中止」というアナウンスメントが入り、時間が、最初、聞き取れず、ドキッ!!

子供の一人旅なので、飛行機会社の人に案内されて、飛行場内に入って行ってからも、万が一、急に、フライトが欠航にでもなったら、大変と、Departureのサインが出るまで、待合所で、待機。


そして、無事、カナダへと飛び立ちました。

でも、外は、かなりの大雨強風。 

かなり、厭な気分でした・・・・・。 


そして、今朝、なっちゃんから、無事到着の電話。

でも、声が変。

なんと、ロスト・バゲージ・・・・!

なっちゃんの、スケート靴から洋服からお土産から、全てが入ったスーツケースが迷子になってしまいました。

はあ~~~~~

電話の声は、涙声で、「明日、学校に着ていく服がない・・・・・」


話すと複雑なのですが、私達が帰らないことになったため、シカゴーオタワ間のフライトを変更することになり、そのため、ちょっと、面倒なことが起きてしまったので、単なる、ロスト・バゲージではないので、見つけるが大変そう。


でも、迷子になったのが、なっちゃんだったら、本当に困るけど、荷物だったら、万が一、見つからなくたって、お金を出せば買えるものばかり。

「なっちゃんが、元気でオタワに着いただけで、ママは、嬉しいよ。」と、慰めておきました。

ま、あんまり、慰めには、ならないと思いますけど。


でも、もし、スーツケースが見つからなかったら、スケート一式(もちろん、靴も)が、なくなるから、どうしよう・・・。

私がいない間、父親が、新しいのを買ってあげるなんてこと、絶対にしないと思うので、私達が帰るまで、スケートはお休みになるのかしら・・・?

買ったばかりの新しいブーツも入っているし、お金を出せば買えるものばかり、って言っても、やっぱり、頭痛いです。は~~~~。


これから、なっちゃんは、父親と2人で一ヶ月ほど過ごすことになるのですが、日ごろ、衝突することの多い2人なので、何とか、平和に穏やかに、過ごして欲しいです。