なっちゃんが、一人でオタワに戻ってから、一週間がすぎました。


無くなったスーツケースも、3日後に見つかり、やれやれです。

今回、急に、彼女が一人で帰ることになったため、シカゴ・オタワ間のフライトを、ギリギリになって変更したため、

荷物が、単なるロスト・バゲージではなくて、本当に、迷子になってしまいました。

もともとのフライトのAAと、変更後のUAと、日本ーシカゴのJALと、3つのエアラインが、関わっていたのですが、AAもUAも、まったく、役にたたず、結局、JALに、事情を話して相談したところ、シカゴのJAL職員さんが、とても親身になって探してくださって、シカゴで、迷子になっていた荷物を、探し出してもらう事ができました。


やっぱり、何かが起きたときには、日系の企業は、頼りになりますよね。

UAもAAも、コンピュータで情報が得られなければ、それ以上は、何もしてくれませんからね。


で、なっちゃん、電話で話を聞くかぎり、まあまあ、順調なハイスクール・ライフのスタートを切ったようです。

したかった選択授業の変更も、無事できたようだし、それぞれの授業には、中学からの仲良しが、何人かいるようだし、もう、「宿題が、いっぱいで、たいへん」と言いながらも、楽しいようです。


スケートの方も、最初の一週間は、滑らない予定だったのですが、月曜日(今日)まで、待てなくなったようで、土曜日からスタートしました。

スーツケースが無くなったときは、絶望・・・だった新しいスケートブーツも、無事届き、2年ぶりに、新しくしたブレード〔Ultima,Matrix,Freestyle)も、いい感じのようです。

日本のブーツは、重めなので、今回は、Light bladeにしたのですが、効果はいかに?


ところで、なっちゃん、オタワに帰ってから、電話で何度も話しているのですが、ものすごく、機嫌が悪い。

何も聞いても、基本的に、「うん」ぐらいしか言わない。

もともと、ティーンエイジになって、見るからに、気だるい14歳(苦笑)って感じになってきていたのだけど、オタワに帰ってから、電話口の彼女の態度(というか、話し方)は、かなり酷い。


聞けば、「疲れている」「忙しい」

確かに、いきなり、何もかも、自分でしなければいけない状態になってしまったのだから、疲れているのはわかるけど・・・・・、でも、本当に、面倒くさそうで、少しでも、早く電話を切ろう、としているのがわかるのです。


文句を言うわけでも、泣き言を言う訳でもないけど、彼女だけが、オタワに帰らなければいけなくなったことを、怒っているのかもしれません。

毎日のように書いていたメールも、「日本語だから、読むのが面倒」と、ほとんど読んでいなかったことも、昨日、わかり、ショック・・・・。


かと言って、すぐに、オタワへ戻ることもできないし。


ティーンエイジになり、かなり、扱いが難しくなっていたけれど、彼女は、とにかく、見たこと、聞いたこと、したこと、思ったこと、本当に、何でも、よく話してくれる子だったので、今の、電話口から聞こえる彼女の話し振りには、

困惑してしまいます。


ついこの前、

「ママ、ある人と、秘密があるんだけど・・・・、何か知りたい?」

「おばあちゃんが、ママには、内緒ね、って、おこずかいくれた」


なんて、ものすご~く、他愛のない会話をしていたのが嘘みたい。


私達が、オタワに戻ったら、あの口の聞き様は何だったの?というふうに、何も無かったかのように、また、お喋りに夢中になる、なっちゃんに戻っているような気もするのだけど、でも、そういう簡単なものでもないような気もするし・・・・・、溜め息・・・・・・です。