10月5日です。
ちゃーちゃんが、骨を折ったのが8月5日・・・・。ちょうど、2ヶ月が経ちました。
救急車で運ばれた病院での初診で、
「ギブスが取れるのに、3~4週間、スケートを始められるのが、2~3ヶ月」と言われ、
重大事とは思いながら、実は、これほど、大変なことになるとは、考えてもいませんでした。
5週間で、ギブスは取れたものの、ギブスが取れる=治った、と考えていたのは、大間違いで、ギブスが取れた、というより、取ったのですね。
先週の火曜日、レントゲンを撮り、骨の状態を見ていただいたのですが、結果、やはり、骨折した骨は、まだ、全く、付く気配がありませんでした。
折れたときと同じに、ポッキリ・・・・・。
これほどに、治りが悪いと、一人の先生が、
「いつ付くか、付くか、と心配しているより、僕だったら、手術をするのを、薦めますけどねえ。」
と言われた意味が、よくわかります。
でも、足を2回切開しなければいけないこと、成長線を傷つける可能性があることを考えて、
手術をしないことに決めたのだから(大抵の先生は、手術を薦めませんでしたし)、
ここで、めげていてもしかたありませんね。
今の彼女の骨の状態は、骨自体は、離れたままですが、周りから、新しい骨が形成されつつあり、
その周りの新しい骨は、私の目からみても、前回のそれより、かなりはっきり、見えるようになってきました。
骨が付いていないので、左足に、重心をかけることがまだできないのですが、
折れた部分の周りの骨が、しっかりすればするほど、骨はしっかりしてくるわけで、
転んだり、左足に重心をかけてしまったり、さえしなければ、もう、曲がったり、ずれたりする心配はなくなってきたので、安心といえば、安心かな。
でも、それにともない、装具も、一段階、軽いものなり、ということは、足に対するサポートが、ますます少なくなったので、それは、それで、心配は尽きないのですが。
本当は、先生の
「ようやく、骨が付き始めましたねえ」
という言葉を聞いてから、カナダに戻りたかったのですが、どうも、そうなるには、まだ、しばらく時間がかかりそう。
さすがに、このまま、なっちゃんを、ずっと一人にしておくことはできないし、いくら、カナダの学校は、勉強も大変じゃないし、お休みしても、あまり影響がないとはいえ、いつまでも、学校に行かなくていい、というものではないから、何か、中途半端な思いが残るのですが、今週末に、オタワに戻ることにしました。
日本は、体育の日、カナダは、ThanksGivingDayで、ロング・ウィークエンドの日曜日です。
できたら、松葉杖と装具を外して帰りたかったのですが、仕方ありません。
でも、8月末に、予定通り帰ったことを思えば、ギブスがとれて、飛行機の座席では、ずっと、楽に過ごせると思います。
カナダに戻ってからの治療も、あとは、骨の回復状態を見ながら、左足にかける重さを、徐々に上げていくだけなので、もし、専門医に、すぐ見てもらえなくても、慌てることもないし、気持ち的には、楽に帰れるのがせめてもです。
今週一杯、リハビリに通い、装具を、一番軽いのに調節して、それで、日本での治療はお終いです。
これまでも長かったけど、これからも、長そう・・・・です。