～バージニア・オハンロンの手紙～ を知っていますか？
これはもう、１００年以上も前の実話なんです。

【1897年9月21日、かつて存在したアメリカ合衆国の新聞『ザ・サン』（ニューヨーク・サン）に掲載された社説。新聞社に投書をした八歳の少女からの質問に答える形で、同社の記者であるフランシス・チャーチが社説を書いた。】

http://www.newseum.org/exhibits/online/yes-virginia/

この話は長く伝えつがれていて、
日本では、１９７７年に偕成社より
『サンタクロースっているんでしょうか』として初版が出てから
２０００年に８３刷に達した。（wikiより）
ということで、原文の著作権は消滅しているのですが、
どうやら和約は、著作権がきれてないようなので、安易に紹介できなそうです。

ならば、原文を自分で和訳して載せればいいじゃないの？
だがしかし、英語は鬼門中の鬼門！
困った、困った。

どらえもーん、英語が訳せないよう～どうしよう

たったら～

翻訳ソフト・電子辞書・英和辞典。

ということで、できあがったのが、以下の和訳（のようなもの）です。


｛バージニアの手紙｝
親愛なる編集者様へ

私は８歳です。
私のお友達は、「サンタクロースなんていない」っていうんです！
パパに聞くと、「サン新聞社さんに聞いてごらん」って。
どうか私に本当の事を教えてください。
サンタクロースはいるのですか？


｛サン新聞社の社説｝
バージニアさんへ

バージニア、あなたのお友達は間違っています。
お友達たちは、うたぐりぶかい世の中の影響を受けているんですよ。
うたがっているお友達たちは、見えないものは信じないんです。
こころがちょっとせまいんです。
私たち人間は、この大きな大きな宇宙の前では、単なる昆虫、そう、アリみたいなものです。
よくわかってないことがたくさんあるんです。

サンタクロースはいるのでしょうか？
サンタクロースは、たしかにいます。
愛することや、まごころや、思いやりがあるように、サンタクロースも、またいるんです。
そして、サンタクロースは、あなたに希望と喜びをあたえてくれるんです。
サンタクロースがいなかったら、とてもつまらない世の中になります。
サンタクロースがいなかったら、子供のきよらかな気持ち、ポエム、ロマンスなどはなくなってしまいます。
手で触れられるものや、目で見られるものしか信じられないなんて、悲しいことです。

サンタクロースを信じますか？
妖精を信じますか？
サンタクロースを見つけるために、もし、パパに頼んで、
クリスマスイブに、すべての煙突を見張ってみたとしましょう。
でも、サンタクロースがえんとつからおりてくるところを発見できないかもしれません。
でも、それが何を意味するのでしょうか？
誰もサンタクロースを見ていなくても、サンタクロースがいないということではありませんよ。
あなたは今まで妖精が芝生の上で踊っているところを見ましたか？
見ていなくても、妖精がいないということではないのです。
赤ちゃんのガラガラを分解すると音の出るしくみはわかります。
けれども、目にみえない世界を、おおいかくしている幕は、
どんな力持ちがよってたかっても、引き裂くことはできません。
子供のきよらかな気持ち、ポエム、ロマンスなどが、
そのおおいかくしている幕の先を見ることができるのです。
実際に目に見えるものだけがあるのではないんです。
目に見えるものも、想像できるものも、確かにこの世にあるんです。

サンタクロースはいます！サンタクロースは永遠にいます。
今から千年先もずっとさきも、
これからも、サンタクロースは、子供たちのハートをときめかせていくのです。

以上です。


長いですが、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
まわりのたくさんの方にささえられて、今年も過ごすことができました。
この話は、僕を支えてくれたブログの読者さまへのプレゼントです。

～～メリークリスマス～～

　
原宿のイルミネーション（愛車の車窓から）