想いの道 ~会長の独り言~ -254ページ目
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『新しいスタート』

「千早振る 神代に植えし箱崎の 松は久しきしるしなりけり」  紀 貫之


 7月1日、新社名のスタートにあたって皆さんと筥崎八幡宮に祈願に参りました。

我が社の歴史の新しい一頁を築いた日です。祈願後皆さんと記念写真を撮りましたが、場所の設定は、専務さんが「あそこが良かろう。」と松の古木の囲い前に致しました。左の写真がその場所なのですが、実はこの松は由緒あるおめでたい木で、その昔、応神天皇の御生誕を祝って植えられた松だそうです。

 帰社後電子メールを見たところ、ラック通運の横山社長からお祝いのメッセージが入っていました。沢山のお取り引き先に社名変更のご挨拶をいたしましたので、お祝いのお花を頂いたり、祝電、お手紙等頂き嬉しかったのですが、私の心に一番残ったのは、このメールのお祝いでした。それですぐに、御礼のメールを送りまして、 その時に皆さんと箱崎八幡に祈願に行った事もふれておきました。夕方、お取り引き先にご挨拶にまわって帰社したところ、再び横山社長からメールが届いており、氏は歴史や古い事に大変造詣が深く、冒頭に挙げた古歌とその由来が説明してありました。あの松の木の横にその歌の歌碑があり、私たちはその様な史実も知らずに、かようなおめでたい場所で新社名のスタートの記念写真を取らせて頂いたのです。

 この事に対して深い神様のおぼし召しを感じざるを得ません。きっと新しい社名がいく久しく栄える事を祝って頂いたのだと確信しています。本当にいいスタートがきれたと心から感謝しています。運命にはリズムが有ります。私達は今いいリズムの運命に乗ったのです。皆様方の幸せを祈らずにはいられません。絶対にいい会社にしましょう。私の想いは只それだけです。


「千早振る 神代に植えし箱崎の 松は久しきしるしなりけり」

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