ストッキングの魅力は奥深いです。基本的に、ストッキングはフォーマルのレッグウェア。履くことで窮屈さを感じている女性も多いと聞きますが、ビジネスやパーティなど「きちん」とした場において、ストッキングは欠かせません。ヒールを履いたストッキング脚は凛として美しく、本当に魅力的です。

 

その一方で、ヒールを脱いだストッキング脚はとたんに別の顔を魅せてくれます。私は、それを「お家ストッキング」と呼んでいます。お家ストッキングの魅力は、柔らかでやさしい雰囲気。家に帰るとまずストッキングを脱ぐ、という女性が多いとかもしれませんが、ちょっと待っていただきたい。お家ストッキングは魅力に溢れています。ストッキングに包まれたつま先、足裏が見えることで表れるリラックスした女性らしさ。そして、鎧を脱いだ無防備さから醸し出だされるやさしさです。

 

以前もお家でくつろくストッキング脚の美しさを取り上げましたが、あらためて、お家ストッキングの魅力を皆さんに、特に女性にお伝えしたく2回に分けてお届けします。今回は、ソファ、畳、そして(ストッキング脚をのせた)テーブルの上のストッキング脚(足)です。

 

ソファ(椅子)の上のストッキング

 

お家ストッキングといえば、まずはソファでしょう。ソファの上の居心地のよさはあらためていうまでもないでしょう。普通に腰掛けるだけでなく、足を伸ばしたり、膝を抱えてたり、リラックスしたストッキング脚のいろいろな表情を見ることができます。

 

 

畳の上のストッキング

 

最近は畳の部屋が少なくなったとはいえ、畳とストッキング脚は「日本の美」を表す最強の組み合わせです。まず、海外では見ることができません。家の中では靴(ヒール)を脱ぐ、そして畳というフロアに直接座る、この文化は世界に誇るべき、日本の女性の最も美しいストッキング脚だと、私は信じています。

 

自宅以外にも、料亭や旅館など、日本にはまだまだ靴を脱いで畳に上がる場所はたくさんあります。そうした場で見られる畳ストッキング脚に、私は芸術的な美しさを感じています。ぜひ、女性の皆さんには、畳の上のストッキングを意識していただければと思います。

 

 

テーブルにのせたストッキング

 

お家ストッキングの美しさの原点は、女性の淑やかさ(しとやかさ)にあると信じていますが、時々女性が無意識に見せる「スト足のテーブルのせ」にミスマッチ的な魅力を感じます。女性がテーブルに投げ出した足を見せるとき、そこには他人の目を気にしない、完全に解放された瞬間があります。このスタイルはつま先、足裏が強調されますので、ある意味「女王様的な空気」が醸し出されます。SとかMとか、そういうのではなく、もっと単純な、女性の押し出しの美しさといったものを感じるのです。

 

 

今回はソファ、畳、テーブルの上のストッキング脚を見ていただきました。お家ストッキングといえば、ベッドは外せません。次回は、お家ストッキングの魅力(ベッド編)を紹介します。