8月8日で結婚して丸5年になりました。

特に何の脈絡もなく、ただ8が並んで縁起が良さそうだからという理由で8月8日に入籍をしました。



そして当日はどうだったかといえば。


夕方、車のラジオ車
『今日は8月8日。ハハハの笑いの日~…』

めがねくん『今日8月8日だってー』
キューブ『え、今気づいたの?』
めがねくん『いや、知ってたよ』
キューブ『ふ~ん』



チーン


まぁこんなものですジブリ 千と千尋 かおなし


夕飯は、なんとなく“いつもよりは”雰囲気を変えて作りました。


煮込みハンバーグ、マカロニサラダ、ビシソワーズ。

ビシソワーズ。これは、入籍した日、記念に食べに行った近所の洋食屋さんで出てきたメニューです。

まめお氏はこのビシソワーズが気に入ったのか、それ以来、何か特別な日や食べたいものを尋ねたときには、必ず私に挑戦的な態度で

めがねくん『ビっシっソワぁーズでも作ってみたら?(ニヤリ)』

と言うようになりました。


キィィー!!悔しー!!作ったるわー!!
と思い、ビシソワーズの作り方を見ると、じゃがいもや玉ねぎを滑らかにするのにフードプロセッサーやミキサーが必要のようでした。


言われる度に悔しさをにじませながらも、いつか作ってやると反撃ののろしをあげるタイミングを見計らっていました。


まめたの誕生がきっかけで、フードプロセッサーをいただきました。


そして今日、5年越しのビシソワーズとなったわけです。


まめお氏が器に入った見慣れない液体を見るなり

めがねくん『なにこれ?』

キューブ『ビシソワーズだよ』

めがねくん『(ニヤニヤ)なんだ、なんか作ってるなとは思ってたけど、まめたに作ってるのかと思った』

食した結果は、『こんなだったっけ?』でした。

…正直、洋食屋さんで頂いたビシソワーズの味は忘れてしまいましたが、とにかく5年越しの反撃は叶いました。

煮込みハンバーグに関しては、

めがねくん『こういう肉の感じ?柔らかさに慣れてないから不思議な感じ…。いつもえのき(入り)ハンバーグとかだから…。』

いつもハンバーグと称したつくね的なものばかり食べさせた結果!wwwww


そんな感じで黙々と食べて、今日も1日平和に終わりました。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


前の日記にも、冷めてるというか枯れてるというか、そんな夫婦の日常を書きました。

でも本音を言えば、5年を経て今のこの空気感が出来上がり、心の安定が保てる関係になりました。

正直、結婚して1年半くらいまでは、涙なくしては過ごせない日々の連続で、新婚時代は私の中では暗黒でした。

私の中の結婚生活のイメージとはかけ離れすぎていて、新婚という響きがこんなにも悲しく聞こえるのかと辛くてたまらなかった日々。

共働きをしていた頃、私の方が午前様になることが大半で、平日は朝くらいしか顔を合わせませんでした。

夕食はいつも作り置き、週末はたまった家事に追われ、さらには掃除の仕方から洗濯物の干し方まで彼のこだわりに合わせる必要があり、慣れない家事を一層難しくしていました。

彼は彼で、毎日毎日帰ってこない妻に、毎日同じような食卓、週末の家事、イライラが募る日々だったと思います。

いつだったか、離婚話が出たこともあります。

そんな日々を乗り越えての今です。

私は家に入り、時間もできた。
洗濯物の干し方も、掃除の順番も覚えたし、力の抜きどころも分かってきた。

お互いの性格を時間をかけて受け入れられるようになってきた。

野球という共通の話題もある。

まめたというかけがえのない家族も増えた。


夫婦から家族になることで、うまくまとまることもある。

そんなことを思う5年目でした。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

おまけ。

(NHKの歌謡ショーを見ながら)

キューブ『荻野目洋子だー』

めがねくん『あー、荻野目ちゃんね』

キューブ『え、荻野目“ちゃん”て。荻野目洋子っていったらなんだっけ?』

めがねくん『そりゃ、ダンシングヒーローでしょ。』

キューブ『だめだ分からない』

めがねくん『わ~!可哀想!ダンシングヒーロー知らないなんて可哀想!』

キューブ『あれ、ハイカラさんが通るは?』

めがねくん『それは南野洋子でしょ。俺が小6とかくらいのアイドルったら南野洋子だよ』

キューブ『えっ!!…私は当時好きだったのはKinKiとかジャニーズだった…やっぱり世代ギャップ感じるわ…』

8年の差って大きいもんだなー。