(株)第一石材店さんのコラムより
ブログを書き始めた頃、カロート内に水が入っても気にしない地域があるとは思いもしませんでした。
さらにそういう地域が一つや二つでない、多くの地域があることもわかりました。
それゆえ、私のアドバイスもなかなか石材店は理解してくれませんでした。
能島社長は納骨室に水が入らない構造を考えて特許出願されました。
私は商標登録もした方が良いとお伝えしました。
シリーズでコラムを書かれているので一つ一つ勝手に解説していこうと思います。
関西初! 納骨室に水が入らないお墓 (1)実は墓石の中は水浸し!?
関西初! 納骨室に水が入らないお墓 (1)実は墓石の中は水浸し!?
全部で11あるコラムの内容はどれも消費者に読んでもらいたいし簡単にまとめる事も出来ないので一つずつ勝手に解説いたします。
「お墓はどこの石材店で建てても同じ!違うのは値段だけ」
一般消費者の中には、この様に思っておられる方が意外と多いのです。
能島社長、最初から間違ってるじゃないですか。
(誤)「お墓はどこの石材店で建てても同じ!違うのは値段だけ」
↓
(正)「お墓はどこの石材店で建てても同じ!値段もたいして変わらないだろう」
です!(笑)
値段が違うことがわかるのはある程度調べてからでないと分からないのです。(笑)
「お墓はどこの石材店で建てても同じ!」
この考え方は、半分は正解でしょう。
従来からの和型墓石に関しては、全国地域ごとに形や構造が異なります。
私どもの関西地方でも、「神戸型」「大阪型」「京都型」とあり、
付属品等の形や配置が微妙に違いますが基本的には同じです。
そして、構造的な部分も地域ごとにほぼ同じなのです。
関西地方でのお墓の構造の事を書かれています。
しかしながら関西でのお墓の構造は大した差がなく香焚きの作り方などが違うだけで大きな差はありません。
納骨室の地下カロートと丘カロートの大きな違いはないのです。
神戸型や大阪型といっても納骨室に水が入るのは同じなんだから。
しかし、大切な家族やご先祖様のお骨が眠るお墓の中が、
皆さまの見えない所で、水浸しになっているとしたらどうしますか?
関東など、納骨室の蓋にノロなどで蓋があかないようにしていますが
この場合は納骨室の中がどうなってるのかを確認できるのは次の納骨ですから数年後~数十年後になりますが消費者はさほど気にしてはいません。
しかし中が水浸しになってたらどうなんでしょう?
「えっ?親父が死んでから15年も経つのにずっと水浸しだったんかよ!?」
と驚かれる場合も実際にあるんです。
水浸しになってる納骨室を見た家族はどう思うのでしょうか???
続きます。