海堂 尊
ナイチンゲールの沈黙
出版社 / 著者からの内容紹介
第4回『このミス』大賞受賞作、25万部突破のベストセラー『チーム・バチスタの栄光』に続くメディカル・エンターテインメント第2弾!
バチスタ・スキャンダルから9ヵ月後、愚痴外来田口&ロジカル・モンスター白鳥コンビが帰ってきた!
前回に比べると、緊迫感がなく、ミステリーとは言い難い作品。
たくさんのキャラが登場するのですが、「まとめきれなかった」という印象が残った。白鳥の活躍もなかったし、刑事・加納や冴子&城崎もなんとなく中途半端に終わってしまったような・・・。
それでもやっぱり海堂先生の表現とか文章は好きです。最後まで楽しく読ませていただきました。
おもわず笑っちゃったのが「ハイパーマン」のストーリー。
そんなのどーみてもチビッコ達には流行らないでしょって思ったのはマリーだけかしら???ちょっと見てみたい気もするけどねぇ。
印象的だったのは白血病を患った白雪姫由紀ちゃん。
クリスマスイブの深夜。白いワンピース姿をこっそり瑞人に見せたシーンなんかやっぱり16歳の女の子なんだなって、微笑ましかったです。
すでに第3弾も出ているので、ぜひ読もう思ってます。
★★★☆☆