柿色のベビーベッド～杉原爽香、三十六歳の秋～ ／ 赤川 次郎
【内容情報】（「BOOK」データベースより）
爽香に待望の赤ちゃん誕生！長女・珠美ちゃんを産んでからも、相変わらず仕事に事件に大忙し。勤め先の“Ｇ興産”では、新事業としてカルチャースクールの経営引継ぎを検討。その調査にあたる一方で、爽香はバス旅行にも添乗する。旅行先では、台風による土砂崩れで、生命の危機が！主人公・杉原爽香が読者とともに年齢を重ねる人気シリーズ第二十二弾。
今年もこの季節がやってまいりました
爽香シリーズも今回で２２回目
毎年同じ時期に、シリーズものをだしている作家さんはほんとうに珍しいですね
しかも読者と共に、物語の登場人物たちも年を重ねていく・・・ってところが、読者の興味を惹きつけますよね
爽香も３６歳となり、ついに赤ちゃんが誕生します
ところが赤ちゃんそっちのけで、仕事に、事件に、引っ張りだこ といった感じ
まだ０歳だからなのか、赤ちゃんの登場はほとんどありませんでした
そして、相変わらずいろんな事件に巻き込まれる爽香です
毎年
これだけいろんなことが身の回りで起こったら、さぞかし疲れるだろうなぁ・・・なんてふと思ったりもしましたが、
今回も爽香のがんばりと人柄で、無事解決します
ラストは「あれ
どうなっちゃったの」と疑問には残るものの、
最近のシリーズものに比べると、楽しめましたね
このシリーズは短時間で１冊読めてしまうので、普段読書しない人にもお勧めです
でも・・・一度手にしたら、シリーズ全巻読みたくなっちゃうと思いますよ
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