今日は漢(おとこ)共が命を懸けて領土を獲る日
争奪
ギルマスであるオレは、ギルメン精鋭2人と共に戦場へ向かった。
自軍の兵士が目の前で死んでいき、敵が襲ってくる。
まさに阿鼻叫喚。
初戦に華を飾るべく、オレ達も武器を片手に敵を待ち構える。
-来た-
相手はPT、敵にとって不足はない。
が、次の瞬間-
「瞳嬢・・・・・だと・・・・・・・!?」
頭が混乱するオレを尻目に、舞台の幕はすでに上がっていた。
敵総大将である夏侯淵を倒せば勝利。
簡単な。そう、簡単なミッションのハズだった。一つの点を除いて・・・。
「頼むから会わないでくれよ・・・」
そう願い、夏侯淵のい場所に着いた。
華-
そこには華が咲いていた。
血だまりの戦場の中、一輪の「瞳」という可憐な花。
「オレにはできねぇ・・・・」
彼女は夏侯淵にピッタリくっついている。
今斬れば彼女も一緒に斬る事になる。可憐な花を。
「引き返そう」
そう思った。
その時、遥か彼方から声が聞こえた。
ギルメンA「ばかやろう!ここは戦場なんだよ!殺らなきゃ殺られるんだよ!」
ギルメンB「そうだ!何の為にお前はここにいるんだよ!村のヤツラに平和を与えてやるんだろうが!餓えから救うんだろうが!」
・・・・・そうだった・・・・。
「オレは・・・・・何の罪もない村人に、平和を与えるって誓ったんだ!!」
たとえ・・・・・を・・・斬る事に・・・なろう・・・・・・・・・とも!!
固く獄刀を握り締める。覚悟と共に。
振りかぶった剣先には彼女がいた。
「ごめんよ・・・あぁ・・・次に生まれ変わったら、わたしは貝になりた-」
「エイサー!!」
「あっ」
-その激は負けた。
その後、何とか10連勝する妄想を試みるも、現実となる事はなかった。
言い訳しなくてもいいように、次はがんばろう・・・・・
lllorz
最後に三沢光晴さん、心から冥福をお祈り致します。
鶴田さんとの数々の名勝負、本当にありがとうございました。
またお会いしましょう。