シミュレーションは大切ですね。 | 戦国好きのアドリブ雑記帳

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戦国ネタ(話)が多いですが、基本は感じたこと雑記した内容です・・はい。

現在の私は、美容室さんとコラボして整体をおこなっています。

 

 


私のやっている整体サロンの、別ブログは  コチラ

そこで一緒に働く美容師さん達を見ていると、美容師さん達は凄いな~!
と思ってしまいます。

というのも、整体は基本的に一人の整体師が、一定の時間を個室の中で一人のお客様を相手にして、技術提供をしています。

ところが美容師さん達は、パーマやカラーリング、縮毛矯正などの、薬液を髪に塗り成分が浸透する迄の10分~30分程度の間に、カットのみのお客様や、シュンプーブロー等のお客様にもご対応しています。

しかも、その間にご対応するお客様に、お茶だしや、お客様のお好みの雑誌を用意したり、薬液の浸透待ちをするお客様が、熱により暑くないか?
なども気にして、お待ちの時間も不快な思いをする事が無く過ごせる様に、準備と気配りをしています。

複数のお客様の個別オーダーをこなしながら、時間配分までを頭に入れて、接客込みの技術提供をしている訳です。

これは美容師さん達の頭の中では、常に複数のお客様に対して次の段取りをシミュレーションしている。

 

という事なのですね。

そんな事を感じていて、ふと昔にやっていたビジネスブログで、シミュレーションに付いて書いた事を思い出したので、今回はその転記です。




人は何かをするにあたって、基本的にシミュレーションということを頭の中で行っています。

シミュレーションというと、ゲームなどの仮想体験を思い浮かべる方が多いと思いますが、非難訓練や特定の事を想定した実験などが、シミュレーションの本来の意味です。

要するに現実と対比して、物事の想定をする事をシミュレーションと言います。

たとえば50円の物をお店で買う時に100円玉を店員さんに渡せば、無意識に50円のお釣りが来ると、ほとんどの人は理解しているはずです。

 

そして店員がもし、お釣りの金額を間違えて30円を渡そうとしたら? 直ぐに釣りせんが足りないよ。

と気付くでしょう。

 

これは頭の中で 『100円-50円=50円』 を計算していて、その後に50円がつり銭として渡される事も、シミュレーションしているという事です。

現実として起こる世の中の出来事に対し、人はその後の展開を想像して行動をしているのです。

初めに基本的にと書いたのは、シミュレーションを自然に行えない人がいるからです。

そういう人は、30円を渡されたら気付かずにそのまま受け取ってしまいます。

この手の判断を直ぐに出来なくて、周りから

「あいつはボーっとしている」

と言われる方は、その後の展開を想像するシミュレーションをしていない人ということです。

実はこれ、私は少し苦手です。(苦笑)

もちろん基本的な能力により、シミュレーションが出来ない人もいますので、これを一概に全て非と考えて前期した様に非難するのは、少し問題もありますが大抵の場合は、こういった 『思考の仕方が習慣化していない)』 事で、物事の対応が遅れている場合がほとんどでしょう。

これが仕事になると朝に出勤をした時点で、一日の自分の行動を段取り良く考えて来る人には、大まかな指示を出すだけで業務を任せることが出来ます。

逆に、逐一指示を出さないと動けない人には、仕事を任せることが出来ません。

これも段取りを組んで来る人というのは、その日に自分がするべき事を頭の中でシミュレーションしているから、効率良く仕事が出来る訳です。

ですから、このシミュレーションをおこなう癖を付けると、物事がスムーズに行くといえるでしょう。

但しシミュレーションを訓練や実験のように、現実で行なうのでは無くて、頭の中でだけ行う場合には、どうしても個人の経験値から来る思考性によって偏った結果 (ネガティブorポジティブ) を、想定することになりがちです。

その事で、場合によっては現実と仮想のズレに対して、悪い創造のシミレーションを組んでしまい自信を無くしたり、やる気を無くす。

 

逆に、大甘な創造のシミレーションを組んでしまい、大きく期待外れな結果になる。 

 

こうした事態を招く事も、多々あるのではないでしょうか?


こういった事にならない為には、バーチャルと現実の相違点を埋める 『調整能力』 といった物が必要になります。

この調整能力というのは、相反する物に対しての帰着点(落し所)を見つける能力といえます。

例えば、飛行機が飛ぶ時は管制塔からの指示 (シミュレーション) により飛行経路を決めている訳ですが、実際に飛行機を操縦する人は、経験で不測の事態が現場で起きた場合に対しての、判断が出きる訳です。

この場合は、現実に操縦して飛行する事と、管制塔からの指示出しによるシミュレーションに差異が生じた場合に、操縦士さんの経験という調整能力が、発揮されると言えます。

(管制塔から指示を軽視して、自己の現状判断を優先しすぎる。 管制塔からの指示になるべく忠実に従う方向で現実との差異を甘く考える。 こうしたシミレーション現実の差異を、きちんと理解加味して経験から来る調整能力のあるパイロットさん程、事故やトラブルの軽減が出来るといえますよね)

管制塔からの指示がなれば飛行は出来ませんが、調整能力という管制塔からの指示 (シミュレーション) と現実のズレを調整出来なければ、場合によっては大きな事故も起きる事になってしまいます。

物事をおこない良い結果を出すには、シミュレーションをした上でその結果に対して柔軟に対応する事も、必要だと言えるのではないでしょうか。

 

 

 

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