Q&A1847 36歳、第2子希望、卵管因子  | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

Q 33歳で一人目自然妊娠により出産後、現在36歳で二人目を希望しています。
検査を受けつつ、生理周期が長いためフェマーラ錠とhCG5000の注射で、タイミング法により2周期過ぎたところでしたが、卵管造影検査で両卵管閉塞であることが分かり、卵管形成術にて両卵管とも開通しました。
AMH 7.77
FSH 6.4、LH 3.4、PRL 19.1

E2 103、P4 16
TSH 3.1(チラーヂン服用中)
このまま妊娠すればよいのですが、今後は人工受精や体外受精も含めて、どのくらいの期間で何を進めていくことが良いでしょうか。

 

A 卵管形成術後の妊娠は半年以内に成立することがほとんどです。タイミングあるいは人工授精を含め、半年経って妊娠していなければ、卵管の機能に問題があることが推測されます。卵管の機能を調べる方法はありませんので、半年経って妊娠していなければ、体外受精へのステップアップをお勧めします。

 

なお、このQ&Aは、約4〜5ヶ月前の質問にお答えしております。