ニキビと他の症状が同時に出ると～アトピー～

みなさんこんにちは

コーディネーターのはなです

寒いとなかなか眠気がおさまりません

いつも理想のプランとして、休日に早起きしてカフェでモーニングして、ブラブラして、カフェでランチして、家で料理なんかして、優雅に過ごしたいと前日までは思っているのですが、実際に朝になると寒くて目が覚めないし、（やっぱりどこにも行かなくていいか。。。）とくじけてしまうのでした。

しかし、正月の自分とは違いますので、お肌の清潔は心がけています

（あたりまえ！！！）

季節の変わり目はお肌に注意という話題が何回も出てきましたが、季節の変わり目ってすぐやってきますよね

冬の乾燥に注意と言っていたのに、もう花粉に注意の時期になってきまして、もうすぐ気温上昇にともなって皮脂の増加の時期で注意です

結局、ラクに気を抜いていていい時期なんか無いのですね～

自分のお肌の状態を知るのはとても大事だし、

「自分のことは自分が一番わかっている」

というのが理想ではありますが、もともとの皮膚疾患がある方は、なかなか自分ではコントロールしきれないことも多く、スキンケア一つとっても、「言われた通りにしているのにどうして乾燥が治まらないの」ということも多いと思います。

先日の大島先生のブログをご覧になっていただけたでしょうか。

ニキビとアトピー性皮膚炎が合併するケースについて

今回は、メディアージュのスタッフの中で、アトピーとニキビの症状があるスタッフのニキビ治療の経過を見ていきたいと思います。

メディアージュに入職した時点でニキビが多く、ずっと繰り返しているとのことだったので、しっかり治療したいとPDT治療を開始し、その経過を追いました。

まずは治療前の状態をご覧ください。

【1回目の治療前】

頬にはニキビは無いのですが、他は全体的に炎症ニキビがあり、肌の乾燥も強い状態でした。額や口周りが赤いのがわかりますね。

そして治療前に書いてもらったアンケートをご覧ください。

まだ何も知らない状態で、素直に書いてもらったので、きっとニキビでお悩みの方に共通することもあるのではないでしょうか。

やはり患者様とお話していても、普段の会話の中で傷ついたというエピソードはよく伺っていました。

自分は気にしていなかったり、いつもよりも調子いいなと思っている時に、

「あれ？どうしたの？」

と言われて、そこから顔を上げられなくなったとおっしゃっていた方もいて、こちらも心が痛かったです。

さて、先程のスタッフの3週間隔でのPDTがスタートしました。

 

　　　　【治療6回目】　　　　　　　　　　　　【治療7回目】　　　　　　　　　　　【8回目】

このころ、アトピーの湿疹の状態はやや落ちついてきており、肌の赤みが徐々に軽減しているのがわかるでしょうか。コメカミにはほぼニキビはできなくなってきていましたが、フェイスラインに炎症ニキビがまだ出る状態でした。

まだフェイスラインのニキビは、減ったり増えたりを繰り返しており、治療ごとにどんどん減るという感じではありませんでした。

 

　　　　【治療9回目】　　　　　　　　　　　　【治療10回目】　　　　　　　　　　【治療11回目】

8回目でニキビがようやく落ち着いてきたと思ったら、なんとここへ来てアトピーの症状が悪化してしまったのです。特に額の症状は強く、この頃から額はPDT照射をストップしました。

PDTは、お肌が乾燥傾向になったり、わざと炎症を起こさせる治療でもありますので、このときはアトピーの症状を優先させました。

アトピーの症状が強く、ステロイド剤を使用することになったとのことでした。9回目の後は、ステロイド剤を強いものに変更していたとのことで、なかなかニキビ治療がスムーズに行きませんでした。

11回目の後にようやく、ニキビの症状、アトピーの症状、ともに落ち着いたので、3週間ごとのPDTは一旦終了となり、毛穴内修復の進み具合に応じて3週より間隔をあけれＰＤＴを行っていくこととなりました。コントロールＰＤＴの時期です。

 

ニキビとアトピー性皮膚炎が合併するケースについて

 

　　　　　　　【コントロール6週】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【コントロール8週】　　　　　　　　

コントロールのときはすでにアトピーの症状があまり出なくなっていたので、ステロイドも使用していないとのことでした。

コントロール8週のときは、ニキビも落ち着いており、アトピーも出ていないので、かなり肌の色が健康的になっているのがわかります。

 

　　　　　　　　　　【治療前】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【現時点】

現在、ニキビとニキビ跡はかなりスッキリしており、普段患者様からも肌が綺麗になったと言われるようになったとのことでした。

しかし、まだ不安定な状態は続いています。

過去のブログでもお伝えしてきたとおり、表面のニキビがなくなっても、毛穴内部の修復と安定にはさらに時間がかかります。

アトピーの症状は、いつ出てくるかわからないので、もしもまた強いアトピーの症状が出た場合、繰り返していた箇所にニキビも出やすくなってしまうかもしれません。

今後のコントロールがかなり大事になってきますが、自分がどんなに治療やスキンケアを頑張っても、アトピーによって妨げられてしまうこともあるというのが、今回とても良くわかりました。

 

最後に、3週ごとのPDTが終了した時点で書いてもらったアンケートを御覧ください。

スタッフと言えど、いざ自分が治療するとなれば不安を抱えるのです。

お悩みを抱えた患者様に、直の体験談をもっともっとお伝えしていけたらいいなと思っています。

治療を体験しているスタッフはたくさんいますし、みんな経過が違います。

ぜひいろいろきいてみてくださいね。！

 

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