文春は良く調べているなぁ~と感心する!

宗教と経済は別という認識付けをして、教会を守るという事で信者は「信者がぁ~~勝手に!」と切り捨てるような発言も仕方なしと認識してしまうのでした。統一教会がとにかくワル!!信者も相当異常な状態。

尾鷲事故、教会の現実「統一教会の素顔」より

このような状態でも統一教会の責任は無しと誘導していた。

 

 

《政府が解散命令請求》コンプラ宣言以降も日本で年600億円集金…統一教会のウソを暴く「献金極秘文書」公開(文春オンライン) - Yahoo!

 

全文は飛んでおよみください。一部転載加工あり。

《政府が解散命令請求》コンプラ宣言以降も日本で年600億円集金…統一教会のウソを暴く「献金極秘文書」公開

 
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 筆者は1992年に『週刊文春』の特派記者となって以来、統一教会の問題を断続的に報じてきたが、この数年は記事を書いていない。その自省も込めて、統一教会がこの間に行なってきた反社会的行為の一端を、内部資料を基に振り返っておく。  
2007年から10年にかけて、統一教会が全国で展開していた霊感商法の会社が相次いで摘発された。容疑は、客を不安に陥れて印鑑などを高額で売りつけた特定商取引法違反。このとき、表紙から中身までまったく同じ「印鑑販売マニュアル」や「トークマニュアル」が各地で押収され、筆者は一部を入手した。  
手相や姓名鑑定を入口に、相手やその家族が抱える悩みを聞き出し、原因に先祖の因縁があると説く。そして今こそ転換期だと吹き込んで、開運のために守護印が必要だと信じさせるクロージングへ持って行く。姓名鑑定トークの一部を引用しよう。
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 民事裁判では、統一教会の組織的な違法行為を認める判決が何度も出ていたが、刑事での認定は、この事件が初となった。しかも東京地裁の下した有罪判決は、特商法違反では前例がないほど重かった。判決文は、こう断じている。 
 
〈被告会社は、(略)
役員も販売員ら従業員も全員が世界基督教統一神霊協会の信者であるところ、(略)設立当初から長年にわたり、このような印鑑販売の手法が、信仰と混然一体となっているマニュアルや講義によって多数の販売員に周知され、販売員らはこのような販売手法が信仰にかなったものと信じて強固な意思で実践していた〉 
 
〈統一教会の信者を増やすことをも目的として違法な手段を伴う印鑑販売を行っていたものであって、本件各犯行は相当高度な組織性が認められる継続的犯行の一環であり、この点からも犯情は極めて悪い〉  
 
和歌山県警は、印鑑販売の株式会社「エム・ワン」を摘発すると同時に、統一教会の和歌山教会へ家宅捜索に入った。時間差を与えなかったために証拠の散逸を防ぐことができ、教会のパソコンの中からエム・ワンの販売実績や達成率のデータが見つかった。エム・ワンの役員が、販売員の手数料について教会に報告していることもわかった。
霊感商法と教会運営が渾然一体になっている実態が、ここでも裏付けられた。
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 宋総会長の法廷証言も、これだけの額の集金も、彼らの言う「コンプライアンス宣言」以後に行なわれたものだ。2009年以降の3年間にも約600億円ずつ集めたのだから、何が改まったといえるのか。  
しかも資料にある献金額は、末端の教会から教区を通して本部へ送られる、いわば“正規ルート”のお金。下火になったとはいえ霊感商法の売上は、別にある。  
 
また、信者が韓国を訪れる際に持参する現金も、ここには含まれない。先祖解怨式などのイベントに参加するために、信者が負担する費用だけではない。出国時に空港で封筒を渡され、韓国に入国すると回収される場合がある。中には、外為法が届け出なしで個人が持ち出せる限度と定めている100万円を超えない現金が入っている。  
 
現在、日本の信者には、韓国の聖地・清平(チョンピョン)に建設中の「天苑宮(チョヌオングン)」のための献金ノルマが課されている。金額は、1世帯あたり183万円。文教祖が存命なら来年で103歳。これに、韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の年齢80を加えた金額だ。期限は、完成予定の来年5月5日。この日は旧暦の3月16日で、文教祖夫妻の聖婚(結婚)記念日に当たる。  
この教団の体質は、何も変わっていない。