水の流れない水路、水のたまらない田んぼ・・・
日曜日の田植えまでに6枚の棚田に水を貯めて代掻き、畦塗りしなければなりません。
しかし、水路には水がない・・・どうしよう・・・。
通路は上から見て右側にあります。
水の溜まった右側の田んぼに稲を植えると耕運機がもう入ることができない。
結果・・・人力代掻きしかできなくなります。
この面積はさすがに5名の男手とはいえちょっと厳しいかも。
村人全員お仕事ですから、丸一日の作業は無理。
というか、水は貯まるのだろうか?
なっとうすら~~~!?
※なっとうすら:紀南の言葉で「どうする?」の意味です。
こうなれば大雨に期待するしかありません。
そんな願いが通じてか、昨夜からの奇跡のような豪雨♩(単に梅雨入り間近っていうだけでしょうけど)
地元の自給自足村メンバーから今朝の棚田の写真を送っていただきました。
▼おおお~~~!!!!!!!!畦塗りした田んぼには水いっぱい♩
畦塗りの効果がありました。
村人みんな、畦塗り初心者ですが、必死で頑張った甲斐がありました。
▼左側の水のたまらない田んぼも水いっぱい!
素晴らしい!!
あふれんばかりの水♩
水路から雨水が轟々と流れているのがわかります。
畦塗りも代掻きもしていない田んぼですが、床土の状態がいいのか、水持ちは良さげです。
▼問題はいままで畑にしていた1枚。
ここは畦塗りをしていないし、代掻きもしていないのでザルのような状態です。
なんとかしないとですね。
でも、問題のある田んぼはこの1枚だけ♩
いままで、真夏に日照りが続いた時なんかは野菜の水やりが大変になります。
そんな時に大雨が降ると「恵みの雨」と軽々しく口にしていました。
でも、今回ほど「恵みの雨」という言葉を痛感したことはありません。
干ばつが続く畑でも、近くに水道があるのですから、苦労してでも水やりすれば問題ないのです。
今まではただ楽しようとしているだけだったのです。
でも、今回は状況が違います。
田んぼに水がない、水路に水がない、もうすぐ田植え。
遠路はるばる参加者の皆様も田植えにお越しいただきます。
本当にありがたい雨でした。
今夕に棚田に代掻きに行ってこようと思います。
せっかく溜まった水、少しでも抜けないように確保したいものです。