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● ネイルサロンの求人で決して、採用してはいけない人
こんにちは 門馬です
ネイルサロンコンサルで、メンバーさんから求人のご相談を頂くことがあります。
売上が上がったので、そろそろスタッフさんを募集したいという相談です。
そこで、いの一番にお伝えしている事があります。
それが、
「ネイルサロンの求人で決して、採用してはいけない人」です。
それは、具体的にどういう人材かと言いますと、
「必要の無い人です」
少し説明しますね。
例えばこのような事です。
即戦力の人材が欲しいのに、
未経験のスクール新卒を採用したり、
これから、じっくり育てて、フル稼働して欲しい若手を採用したいのに、
小さいお子さんがいるパートさんのネイリストさんを採用してみたり・・・。
このような失敗例をたくさん見てきています。
その結末は、悲惨なものです。
なぜ、こんな事が起きるのでしょうか?
多くのオーナーさんが、口を揃えて言うのは
「会ってみたら、意外といい人だったから採用した。」
もう・・・
危険極まりない、採用理由です。
でも、これって、わかるんです。
オーナーさんは、働きたいと言ってくる人は、3割増しで見てしまうのです。
つまり、「あなたのサロン(あなた)は、とても素晴らしいサロン(ネイリスト)なので、ここで働かせて下さい!」
といわれると、なんか、うれしくなってしまうんです。
承認された感じとでも言いましょうか、
「多くのネイルサロンがある中で、うちのサロンを選ぶなんて・・・なかなかセンスあるんじゃな~い」
みたいな感じですね。
でも、これが大間違い。
私も、20年間で100人以上の人材を面接、採用してきましたから、経験値はありますよ。
それも、失敗から学んだ事ばかりですが・・・(笑)
人材採用は、本当に難しいです。
ですが、最低でも、これだけはやってはいけないということが、
「必要の無い人を採用する」ということです。
コンサルルームでやり取りしている、例をご紹介しますね。
門馬先生~!
東京出張お疲れ様です!
先日、求人を見た方から連絡がありました。
いざ、応募が来るとビビってます…(笑)
どう思われますか?
一度会ってみた方が良いでしょうか?
私の中で一番引っかかる点は、ブログのメッセージから連絡がきたことです。
連絡先電話番号やメールアドレスを載せているのにも関わらず、、、そんなもんなのでしょうか。
あとは、個人サロンをオープンしたいようなので、むしろ門馬先生のコンサルをお勧めしたくなる感じです。
以下その方からのメッセージです。
(以下その方のメッセージ全文)
東京出張お疲れ様です!
先日、求人を見た方から連絡がありました。
いざ、応募が来るとビビってます…(笑)
どう思われますか?
一度会ってみた方が良いでしょうか?
私の中で一番引っかかる点は、ブログのメッセージから連絡がきたことです。
連絡先電話番号やメールアドレスを載せているのにも関わらず、、、そんなもんなのでしょうか。
あとは、個人サロンをオープンしたいようなので、むしろ門馬先生のコンサルをお勧めしたくなる感じです。
以下その方からのメッセージです。
(以下その方のメッセージ全文)
今の、若い子は、そうらしいですね~
>あとは、個人サロンをオープンしたいようなので、むしろ門馬先生のコンサルをお勧めしたくなる感じです。
無理でしょ(笑)
内容は拝見しました。
で、○○さんは、このメール読んでどうしたいですか?
>あとは、個人サロンをオープンしたいようなので、むしろ門馬先生のコンサルをお勧めしたくなる感じです。
無理でしょ(笑)
内容は拝見しました。
で、○○さんは、このメール読んでどうしたいですか?
先のスタッフ募集の件ですが、どんな人か興味があるので、一度会ってみようかなと。
直感では、私が初めから募集している条件には合っていない部分があるので、今回は見送らせていただくことになりそうですが、確認のためにも。
直感では、私が初めから募集している条件には合っていない部分があるので、今回は見送らせていただくことになりそうですが、確認のためにも。
面接の練習ですね。
OKです
OKです
あと、昨日にネイリスト希望の方の面接をしました。
会ってみると想像よりは良い感じだったので、迷っています。
サロン未経験の方なので、私の根気でどれくらい育てられるか・・・
迷うなぁ~・・・。
会ってみると想像よりは良い感じだったので、迷っています。
サロン未経験の方なので、私の根気でどれくらい育てられるか・・・
迷うなぁ~・・・。
○○さんが、採用したい理想的なネイリストのイメージを具体的に、教えてくださいませんか?
ブログに載せた「明るく、健康、前向きで、責任感のある努力家さん、気配りができ思いやりのある方 」
の他に、出来ればすぐ施術に入れれば、なお良いです。
あと、門馬先生も毎日おっしゃっている(笑)素直さ、大切ですよねー。
今回、面接した方は2●歳で
明るさと笑顔は素敵でした。
○○という美容院でも●年程働いていたようです。(カットまていったが、ネイルに興味を持ったので辞めてネイルスクールへ)
の他に、出来ればすぐ施術に入れれば、なお良いです。
あと、門馬先生も毎日おっしゃっている(笑)素直さ、大切ですよねー。
今回、面接した方は2●歳で
明るさと笑顔は素敵でした。
○○という美容院でも●年程働いていたようです。(カットまていったが、ネイルに興味を持ったので辞めてネイルスクールへ)
あとは、現実問題、お客様を担当出来るかどうか?
そして、売り上げを上げて、お給料が支払えるか?
ネイリストとして、即戦力にならないと、給料支払いのリスクが高まりますね~
ここですね。
ここはいかがですか?
そして、売り上げを上げて、お給料が支払えるか?
ネイリストとして、即戦力にならないと、給料支払いのリスクが高まりますね~
ここですね。
ここはいかがですか?
ありがとうございます。
大変参考になりました^_^
即戦力にはならないと思います。
売上を上げられないと、お給料を支払う体力も無いですね。
本当に冷静に見ていただけて良かったです!
今回は見送ります。
ありがとうございました。
大変参考になりました^_^
即戦力にはならないと思います。
売上を上げられないと、お給料を支払う体力も無いですね。
本当に冷静に見ていただけて良かったです!
今回は見送ります。
ありがとうございました。
このようなやり取りです。
出ました!(笑)
>「会ってみると想像よりは良い感じだったので」
だいたい、最初の印象が悪いと、その後が2割増しでよく見えます。よくあることです。
恋愛でもそうですね。第一印象が良いより、少し悪い方が、そのギャップでその後の会ったときの印象が良くなる事がよくあります。(韓国系のドラマでよくあるパターンですね)
そこで、大切なことが見えなくなります。
「この人は、今、私のサロンに本当に必要な人材なのだろうか?」
今回の件でも、私は、メンバーさんに、「採用した方がいい」とか「採用しない方がいい」とは、一切アドバイスはしていません。
今までも、これからもです。
採用について「した方がいい」とか「してはならない」とは、言うつもりはありません。
ですが、今回のように、
採用に関して、オーナーさんに、本当に大切な事を明確にするための質問はします。
メンバーさんとは、スタッフを採用したいとのご希望も、聞いていましたし、どんな人材が欲しいかも、聞いていました。
私も、それを知っていましたので、改めて、確認という意味での質問です。
「即戦力かどうか?」
こちらのメンバーさんは、即戦力が必要だったのですね。
ですから、経験の無い人材は、本当に必要な人なのか?
ここを明確にして欲しかったわけです。
「いい人だから採用した・・・・」
気持はわからないでもありませんが、それは、セカンド(第2)の理由です。
ファースト(第1)の採用理由は
「今、サロンに必要な人材か否か」です。
最悪の結末は、
必要の無い人材を採用して、せっかくの売上を、人件費、それも、生産性の低い(無い)人材に投資する事で、大切な利益が減少してしまうことです。
人を雇ったので、お金が無くなった・・・・。
最低の事態です。
少なくとも、必要な人材を採用出来る、売上がある。
生産性の低い(新人、未経験者)スタッフを先行投資をかけて、雇うなら、それなりの貯金や利益の確保(内部留保といます)はなければ、決して、採用してはいけないのです。
経営はギャンブルではありません。
一か八かで、人材を採用してはいけないのです。
取りあえず採用、は絶対NGです。
それだけの人経費とお金より大切な、あなたの時間(教育と指導)の投資が、無駄になる可能性もあります。
確実な、人材確保と人材育成の計画が無い、感覚的な採用をしてしまうと、
その結果は悲惨そのものです。
一度でも、採用したスタッフと揉めて辞められた経験があるなら、そういう(不確実性の採用)傾向があることを、自覚した方がいいです。
2度あることは、3度あります。
なぜなら・・・。その理由は、実は採用した相手にあるのでは無く、オーナーとしての採用した側に、その理由があるからです。
相手が悪いのではないのです。採用したこちら側に、そういう人材を採用してしまうサロンオーナー側に原因があるのです。
そういう傾向は、自分では決して気付く事が出来ません。
何度も、同じ事を繰り返します。
私も、人材採用と人材育成では、今までたくさん失敗してきました。
だから、はっきりいう事が出来ます。
いい人材よりも、必要な人材を見極める能力
これから、サロンで人を採用したいとお考えのオーナーさんは、ここをしっかり意識して、面接に取り組んでみて下さい。
解雇もそう簡単ではありません。
辞めた相手との給与支払いも、モメると面倒です。
相手が、労基署に駆け込むと、オーナー側は、ほぼ全滅です(笑)
バックレて辞めようが、
損害を受けようが、
教育のための時間外だろうが・・・
働いた分の給料、時間外手当、支払うハメになります(笑)
辞めた理由や辞め方は、全く問題になりません。
どんな酷い辞め方をしても、払わなければならないものは、どんな理由でも払わせられます。
どんな酷いスタッフでも、クビにするのは面倒です。余計な金額を支払うハメになります。(まぁ、そういうスタッフを採用してしまったオーナー側の責任でもありますが・・・)
労基署は、労働者の味方です。(笑)
法律でも決まっています。
面接で、あんなに親しみやすい笑顔が素敵な人だったのに・・・
辞める時は、まるで別人のよう・・・・。
まるで、結婚と離婚のようですね~
ということで、こういうネタなら、本も書けます(笑)それだけの経験があります。
ですから、これから、人を採用する際は、しっかりと「必要な人材」「採用したい理想的な人材」を明確にして、それ以外は、どんないい人が面接に来ようが、
「必要な人材以外は、採用しない。」
固い意志を持って、面接に臨んでみてください。
こんな事も、サポートしている「ネイルコンサル」です。
「90日ネイルコンサル」はサロンオーナーさんを応援しています。
あなたのサロンのスタッフさんは、大丈夫ですか?(笑)
ーーー
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このコンサルで、わからない事を聞いて下さい。