氷艶の虜でございますぅーー!その1 | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

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フィギュアスケートの高橋大輔さんを無条件に応援しております。

大ちゃんがTHE ICEにINということで、お財布も頭の中も悲鳴をあげておりますが、まずは氷艶の感想を書かない事にはますます落ち着きません。

 

市川染五郎さん、荒川静香さん、髙橋大輔さんらが出演した、日本伝統芸能の歌舞伎とフィギュアスケートを融合させたアイスショー「氷艶HYOEN2017破沙羅」

 

私は22日公演昼と千穐楽を見てまいりました。

 

昼は1階S席南の高みから全体を見下ろしてリンクやスクリーンに描かれるプロジェクションの美しさを堪能し、そして千穐楽はスクリーンに比較的近い北側3列目のアリーナから演者の迫力あふれるパフォーマンスを間近にしてまいりました。もちろん最初から最後まで圧倒されっぱなし!

 

その結果・・・・ああーーん 眠れないーー!!

 

全く昨夜から寝てないんです。今日も帰宅後、少しは昼寝しようと横になってみましたがダメでした。

 

染五郎さんの堂々たる悪役っぷり、笑也さんの声や姿、明滅する光とそこから突き上げるようなDRUM音、海と波、火山から吹き上げる炎、舞人たちの翻る肉体、女神さまの神々しさ。

 

そして義経大輔様の凛々しいお姿、悪人を睨みつけるその眼差し・・・

麗しき顔(かんばせ)、たなびく黒髪・・・美しやーああ美しや美しや

 

 

あ、すみません、だんだんと岩長姫調になってまいりました。

 

氷艶の残像が頭をグルグルと駆け巡り続けて、一向に興奮が収まらないのです。

日ごろ穏やかな暮らしに埋没しているせいでしょうか、このショーは私にはかなり刺激が強すぎたかもしれません。

初めて外の世界を知った赤子のように、観たもの聴いたもの、一度には処理しきれないほどの情報に溺れて翻弄されているばかりです。

 

私の言葉などで到底その全容は言い表せませんが、千穐楽後の染五郎さんのご挨拶をお借りすれば

 

ほんと楽しかったーー!!!


もう最高でした。超一流のエンターテイメントでした。
 
あの時会場に居合わせた観客、出演者、全員が頷いたことでしょう。楽しかった!素晴らしく楽しいショーでした。
 
同行した娘も大興奮して、帰りの道すがらもホテルで眠りにつく前も、ずっとしゃべりっぱなし。
しかも歌舞伎の台詞回しにすっかりハマってしまって・・・・
 
「それじゃあ一緒にふろに参るとしようかぁーー!!」
「あい、わかったーー」
「おほほ」
「わはは」
「ふぉふぉふぉ」
「わははは」
「ふぉおふぉふぉふぉふぉふぉ」
「わははははは」
 
ご覧になった方はこのシーンわかりますよね?悪役二人が意気投合する際の笑い声の掛け合いの真似事です。
 
まあ、つまり、傍から見たら完全に頭がおかしい親子と化してしまいました。
 
何しろ岩長姫の台詞にいちいち「わかるわかる!」「そうそうそう!」と共感してしまうような危ない奴らですから。
 
「美しい瞳」
「甘い吐息」
「かぐわしい男の香り」
「意のままに操って、美しい心を汚したい」
「その美しい顔が苦痛で歪むのが観たい」
「そなたのすべてが妾(わらわ)を酔わせるのじゃ」
「情欲の海に沈めてくれようーー」
 
いやあ、これには会場中に潜む岩長姫たちが同意したんじゃないでしょうか? (ΦωΦ)フフフ…
 
 
そうだ!頑張れ岩長姫、もっとやっておしまいなさい!
 
と、だんだん変な方向に気持ちを高ぶらせる観客の皆様。
責められるほどに色香を増す、諧謔心を煽ってしまう罪なお方のせいです。
 
 

 
このシーン、釣り上げられている義経様の様子は幸運なことに間近で拝見できました。
 
自由にならない腕を何とか振り払おうとしつつ、頭を振るたびに髪が乱れて顔にかかり、そりゃあもう壮絶な色気を発しておられました。これは岩長姫が手に入れたくなるはずだわー。
 
 
 
何しろ義経様の守られっぷりったらあーた、今回の役の中で一番の過保護っぷりでしたからね。
 
織田君演じる「瓊瓊杵尊」と浅田舞ちゃんの「木花開耶姫」を嫉妬に狂った岩長姫の魔力から救い出すために歌舞伎の国からわざわざ召喚されたヒーローだっつーのに、なぜか常に四天王が義経を囲むように守護し、偽武蔵坊弁慶(猿田彦)に命がけでお守りされ、恋人の静御前に救ってもらい・・・
 
仁木弾正は「なぶってなぶりぬいて(義経)を木偶人形にしてしまえ!」だし、岩長姫は完全に義経ストーカー化してるし・・・
 
あれ?あれれ??このお話の本来の目的はなんだっけ?
 
義経様はヒロイン。
 
初演をご覧になった方のこの感想、納得いたしました。
 
 
そんな若干頼りない義経様は無謀にも勝利の宴を催す敵陣に単身乗り込むいう無茶をやらかします。
 
「おとこすがたのあそびめ」
 
男装した遊女に扮して仁木弾正のもとに忍び込み、隙あらばその首を取ろうという作戦です。男装の女性を男性が演じるというなんだかややこしい役です。
 
 
その美しさに嫉妬したのか、その姿を観た地獄大夫は悲鳴のように「いやーー!!」と絶叫しますが、まああれは大ちゃんファンをもじってるんでしょうね。あはは
 
その「秘めたる色香」に目を奪われた仁木弾正も、「舞え!舞え!」と命じ、石川五右衛門の手招きに誘われて、義経はいやいやながらも台の上に上がります。
 
それにしてももうすでに大ちゃんファンのみならず公演をご覧になった歌舞伎ファン、一般ファンからも大絶賛の出雲の阿国のダンスは凄すぎましたね。
 
すでにネタバレを読んで、この踊り手が大ちゃんだとは分かっていても、驚愕しました。
 
あの複雑な動きをすべて完璧に踊るだけでも常人ではないというのに、ものすごい速さで上半身を動かし、首を振り、上下に手を打ち合わせては周囲の者どもを煽り、囃す。
手拍子すらままならない速弾きの一音たりとも外すことない、目もくらむような踊り。なぜあんなに動けるのか?まるで人間じゃないみたいでした。
 
なのに激しいばかりではなく、腰つき、足元から遊女のなまめかしさを感じさせる。
 
数か月前は日本舞踊はおろか、正座すらあまりしたことがない人が、歌舞伎集団と目の肥えた観客の前で遊女の舞を舞うのです。
 
それは確かにどう考えても無茶振り、無理無理無理ー!だったのでしょうが、さすが染五郎さんは慧眼でした。
シェリルさんのLOTFオファーといい、この人の才能はフィギュアスケートに留まらない。と考えていた方々がここにもいらしたんですね。
 
これはパンフに書いてあったのですが、大ちゃんが氷艶のオファーをもらったのは2015年だったそうですから。
そりゃあ大ちゃん引退後のトークショーで歌子先生が「もったいない話をいただいてるのに・・・」とおっしゃっるわけだわー。その時にどんなオファーだったのか知らなくてよかったです。もし私が知っていたらますます喪失感に苛まれたことでしょう。
 
でもそれも昔話です。今はただ「髙橋大輔氏」の驚くべき能力にただただ目をみはるばかりです。
 
お話に戻れば、さてここまで目立ってしまえば潜入になりません。高みの見物だった悪の親玉仁木弾正もずかずかと近づいてきて、自ら杯を差し出して義経に呑ませ、「今宵はお前を抱いてやろう」と肩に手をかけますが、それをするりと躱して返杯し、油断した隙をついて懐刀で刺そうとするのです。
 
しかしながら弾正の色欲が上回りました。迫りくるその勢いにひるんだのが最後、拒む腕を引かれて胸の内に取り込まれるのを何とか突き放しますがもう遅い、弾正に「お前は義経!」と見破られてしまいます。
 
しばしもみ合いますが、敵いません。片袖を引き抜かれ乱れた緋衣を顕わにのけぞる義経と怒りのこぶしを振り上げる弾正。
 
もちろん会場は歓声と拍手の嵐でした。
 
本当にあそこだけでもちゃんと放映してほしい、リピートしたいと娘も何度も申しておりました。
 
 
すっかり大ちゃんのダンスの虜になった娘は今度は友達を誘ってLOTFを観るつもりになっております。
 

https://www.facebook.com/cstbs/videos/2315480218677595/

 


皆さま!お待たせしました~!髙橋大輔さんからのコメント入り動画が完成しました~(^-^)!
ゲストダンサーとしてダンスに初挑戦し、新境地を見出した前作から1年。“愛という感情が持つ様々な面”を表現するダンスショー「LOVE ON THE FLOOR(ラブ・オン・ザ・フロア)」の再演が決定しました!
髙橋さんは、今回の2017年版では、構成・演出もつとめる米国トップダンサーのシェリル・バークとのダブル主演をつとめます(^-^)!
TBSチャンネルは、遠くロサンゼルスでダンスレッスンに励む髙橋さんに独占密着!“ダンサー・髙橋大輔がさらなる進化を遂げる瞬間”を、超貴重映像も交えて、皆さまにお届けします!
『髙橋大輔 in LA 2017』は、CS放送・TBSチャンネル1にて6月13日(火)午後10時からオンエア!どうぞ、お楽しみに~~!
 

 

 

 

あーとりあえずこんな感想で申し訳ございません。でも一度では書ききれませんから、例によってまだまだ続けるつもりです。

 

とにかく今は極上の幸福感に酔いしれております。あー今夜こそなんとか眠れるといいな。

 

舞ちゃんのツイートから。舞ちゃん今回は大活躍でしたね。花のように華憐ながら最強のお姫様。殺陣もとてもお上手で美しかったです。共演された皆様の魅力もまたご紹介させていただきますね。

 

https://twitter.com/asadamai717

 

 

 

 

源九郎判官義経・高橋大輔様。 今回義経様とご一緒する時間は少なかったけれど、姫を助けてくれるシーンでは『大丈夫か?』とか『逃げて』とか言ってくれたのですよ。台詞がある訳ではなかったのですが自然と。義経様にマイク付けて頂いて会場の皆様にもそのお声を聞いてもらいたかった。

 

舞ちゃん!私もそのお声お聴きしとうございましたーーー!!(´;ω;`)ウゥゥ

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