してもらって嬉しかったことって何?
おはようございます
アメブロ企画にのっかった夫婦ネタ第二弾です
前回の記事に対して、思いがけない優しい反応ありがとうございます
夫は二つ歳下なこともあり、結婚してから、まあ色々あったので、「大きなこども」のようにずっと思っていました。
夫に頼るという発想がなく、「自分が頑張らないと」と思っていました。
今は、必要な時は夫に頼ることができています。
それはお題の、「してもらって嬉しかったこと」がターニングポイントでした。
あまり可愛いエピソードではないのですが、よろしければお付き合いください
三年前、看護師として働いていた時のことです。
仕事がしんどすぎてパンク寸前なのにそうとは気付かず、自分を誤魔化しながらだましだましやっていました。
その年の春先から原因不明の腹痛を起こしたり、生理が止まったり、背中がはりすぎて吐きそうになって夜中起きたりしていたのですが、身体のサインを無視し続けていました。
夫に、「仕事しんどそうやから無理するな」と言われていたのですが、当時看護研究があり、自分が看護研究がやりたくて働いていたこと、そして経済的にも「私が頑張らないと生活回らないやん」と思っていたので、聞く耳を持っていませんでした。
その前に働いていた病院が、オペが入ると休みがとんで14日連続勤務になったりすることもあったので、「休みはとれているから大丈夫」と返していましたし、実際そう思っていました。
でも、今思うと完全にオーバーワークとなる量の仕事を振られて、キャパオーバーになりました。
今抱えている仕事でいっぱいいっぱいで限界だと伝えているのに、「あなたしかいないし、あなたならできる」と押し付けられて途方に暮れ、仕事終わりに涙が止まらなくなりました。
精神力で乗り切るのに限界を感じ、その足で心療内科を受診しました。
休職を勧められたのですが、看護研究があったので、それが終わるまでは、と内服しながら働いていました。
その状態で5ヶ月働き、今から2年半ほど前の3月に無事に看護研究の発表が終わり、評価を得てほっとした途端、一気に調子が悪くなりました。
仕事の効率が下がって、元々は動き回るタイプだったので「最近仕事の効率が悪いし、不安が強いな」とは思っていたのですが、ある日職場で頭が真っ白になりました。
ナースコール、自分のしないといけないこと、オムツ交換、何を優先していいのかわからず、パニックになりました。
怖すぎて涙がでてきて、仕事も自分も心底嫌になりました。
翌日、土曜日の出勤だったので、娘の昼ごはんを用意してから出勤しないといけないのに、心が拒否して動くことができなくて、どうしていいかわからず、泣けてきました。
「仕事に行かないと」と思うのに、身体が動かないのです。
立ちすくんでシクシク泣く私を見て、夫が驚き、理由を尋ねられて、「怖くてどうしようもない」と言うと、師長に電話をかけて、私の事情を話してくれました。
夫に頼るという発想がなかったので、まさかそんな対応をしてもらえると思っていませんでした。
結婚10年にして初めて夫を頼った瞬間だったと思います。
その後の対応は自分でして、休職期間を経て退職を選びました。
「職場に配偶者が電話をかける」というのは、ある意味掟破りですし、社会人としての対応としては有り得ない気もするのですが、当時判断力が低下していてどうしていいかわからない状態に陥っていました。
無意識に我慢しすぎて頑張りすぎる私の習性が裏目にでた状態だったと思います。
あの時夫が連絡をとってくれていなかったらどうなっていたかなあ、と度々振り返ります。
このエピソード以来、「夫婦」としての絆が深まったような気がします。
「してもらって嬉しかったこと」、本来はもっとほっこりしたエピソードが想定されてのお題だと思うのですが、このお題を見て、真っ先に思いついたのがこのエピソードでした
夫に対して、塩対応になってしまうことが多々ある私ですが、このエピソードを思い返すと「夫に優しくしないとな」と思うので書いてみました。
今日も仕事です
当時のことを思い返すと、元気に働けることは素晴らしいな、としみじみ思います。
どん底を経験して、「自分を大切にする大切さ」も学びました。
仕事だけ大切にして生きるのではなく、趣味を持つことは大切だな、と思うようになりました。
今は家庭を大切にし、趣味を楽しむ時間をもつ余裕が持てる程度に働きたいと思っています。
この3年間で、読書にもとても助けられてきました。
本好きが高じて彩ふ読書会に出逢うことができました
告知としては最後になります。
18日の一周年イベントまであと6日
本日締め切りです
推し本の「私を変えてくれた一冊」を何にしようか色々迷っていたのですが、ようやく決まりました
昨日寝落ちして早く目覚めすぎてしまった…
ブログも書けたし、ゴソゴソ家事をしたり、PTAの資料を作ったりしようと思います〜。
それでは、また