みなさん、こんにちは!

 

音楽教室エアです!

 

早速ですが、みなさんはピアノを習うと頭が良くなる

 

という話を聞いたことはありますか?

 

ピアノをやると脳に良い刺激がある

 

とテレビなどでも聞いたりしますが、

 

果たしてそれはホントなのでしょうか?

 

今回は様々な研究からこれを検証していきます!

 

 

 

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結論から申しますと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピアノをやると頭が良くなるというのは事実のようです!

 

 

 

 

脳内科医・小児科専門医の加藤俊徳さんは、

 

著書『子どもの脳に良いのはどっち?頭の良い大人になる子育て』の中で、

 

同様に述べています。

 

 

 

 

 

 

 

ではその理由とは・・・!?

 

加藤さんは幼少期にピアノを習うメリットとして、

 

 

①座学の予習になること

 

 

②クラシック音楽などを聞く良い機会になること

 

 

 

の2点を挙げています。

 

①に関して、ピアノの前に座って先生の話を聞く、

 

さらにその指示に従うことができるようになることは、

 

小学校入学後の授業を集中して聞くトレーニングになるとのこと。

 

②については、幼少期に育てたい右脳の聴覚系を刺激することに繋がるようです。

 

 

 

また、東北大学加齢医学研究所教授の瀧靖之さんは

 

著書『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教えるの中で、

 

「最初の習い事なら『音楽』がベスト」だと述べています。

 

 

 

 

 

 

 

 

その理由として、

 

 

 

①3歳ぐらいの時期は、

 

音感やリズム感がつきやすいことと、

 

「賢い子」「好奇心旺盛な子」に育てる上で

 

楽器は非常に効果的なこと

 

 

 

 

②音を司る脳の領域と、

 

言語を司る脳の領域は非常に近く、

 

ほぼ重なっていること、

 

また、音楽により聞き取る力を身に付けられることから、

 

音楽は将来的に外国語を習得したいときにも役立つのではと考えられている

 

(音楽を利用して、脳に言葉を受け入れる準備をさせておく)

 

 

 

 

③音楽は好奇心が持続しやすく、

 

大人になっても続けられること、

 

 

その人の好奇心と人生とを、

 

一生涯を通じて豊かに広げてくれる

 

と述べています。

 

なお、大人には音楽という趣味が脳全体を活性化させ、

 

認知症のリスクを下げることが

 

最近の研究からわかってきているとも述べており、

 

大人にとっても良いこと尽くめ!

 

 

 

 

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音楽教室エアのアドバイザーである

 

音楽教育研究の先生に聞くと、

 

いわゆる一般公立学校では、

 

学級内でピアノを弾ける子どもは1人~3人程度なのに対し、

 

いわゆる偏差値の高い進学校の場合、

 

ピアノを弾ける子どもが学級の半数程度いるそうです。

 

これを聞くと頭の良さとピアノが関係していそうな気がしますね。

 

ピアノと頭の良さの関係については、

 

まだ明らかになっていないことも多いですが、

 

良い影響を与えてくれそうな習い事には間違いないですね!

 

 

 

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参考文献

加藤俊徳『子どもの脳に良いのはどっち?頭の良い大人になる子育て』永岡書店、2019。

瀧靖之『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』文響社、2016。