降り積もる、透明気付けば年の瀬相変わらず睡眠も栄養も不足のまま外では平均並に元気な人を装い周囲にならい暮れの挨拶を交わしあと2日ばかり働いて今年も終わろうとしている休日、部屋の窓から夕日を眺める生活の中で唯一確かに美しいもの荒れた手にクリームを塗りヒーターの前でうずくまる鎮まる心のまま目を閉じているとあっという間に空は闇に包まれていたこのまま夢のようにすべて終わってしまえばいいのに