こんなんじゃない。こんなんじゃ全然ない | 2025タルパボ中学受験他 いつも子どもの教育のことばっかり考えてる

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二浪長男(私立中高一貫男子校卒)、通信制高校次男(在宅フリーダム)、小学生長女(やんちゃ系ナイーブ派)に日々育てられる母(会社員)のブログ。本当は次のごはんのことばっかり考えてる。親バカです(〃ω〃)

全4巻完結、と短いので
セットで気軽に買って
一晩で読んでしまいました。


お受験の星 第1集 (ビッグコミックス)/小学館
¥555
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(以下続巻)




『ドラゴン桜』大ヒットにつき、中学受験バージョンを作った……
ということかな?と推測するのですが
(未確認、ちがったらごめんなちゃい)、

ストーリーは、こんな感じ。

春来勇太は、元気でやんちゃな小学五年生。

その父親(こちらのほうが、連載媒体である青年誌の読者に近いのかな?)
=こっちが主人公がある日会社で先輩に声をかけられる。

「お前のとこも来年は六年生だな。
中学受験はするのか?
うちはさせたよ。
公立中学はいろいろ心配だからな……」

で、大手進学塾の説明会ですっかりその気になったパパ、
合格したらゲーム機を買ってやるぞとエサで釣り、
戸惑うママを押し切って、中学受験の世界へ飛び込むのですが……


と、いうように、
中学受験のことが全くわからない人にも
ひととおりのことがわかるように

そして、わりあい良心的に
受験をきっかけに子どもを成長させよう、
家族で向き合い、絆を深めよう的なお話に落とし込んでいます

・・・が、

マンガなんだからと思いつつも、

ツッコミを入れたくなるのは当事者の常。

『ドラゴン桜』なみに、

偏差値30台の生徒が偏差値65の有名校を

一年で目指すなんて、ムチャだろう!

とかは言いません。

マンガだから。

主人公の男の子が・・・・・・大人すぎ!!

いわゆる、お勉強はできなくても

「生きていく力の強い」男の子で、

友達もいるし、意志がはっきりしていて、

(しかもそれを親に伝えることができる)

最初はやめたがっていた受験に、

自らの意志でチャレンジします。

親の言いなりに勉強する子よりも

よっぽどしっかりしていて、

こんな子なら、なーんの心配もいりません。

ワタワタしてるのは、ダメな父親のみで

塾でも家庭でも、自分で決めた志望校目指して

もくもくと机に向かいます。

お母さんの言うとおり、

「勇太なら公立でも十分やっていけるわよ!」

なのです。

少なからず、そういう方がいらっしゃると思うのですが、

なぜわたしが長男に中学受験を選ばせたかといえば、

公立中学でやっていけなそう

だからです。

そして、中学受験の世界に足を踏み入れ、

一番驚いたことは

本人が受験したいと言っているのに勉強しない

ことでした。

受験する=自分の問題なんだから自分で勉強するだろう

勉強しないというのなら、受験もやめればよい

と思っていました。

まあ、ここまできたら、もうしのごの言わずに応援しますけど。

なんだかんだで、通塾二年間がんばってきたと思うし。

ちなみに、マンガを勝手に発見され、

長男はおろか次男まで読んでいました。

夫まで。

特に新しく得るような情報はないけれど、

中学受験のポジティブな面を描いてる作品だと思います。

受験業界というより、子どもより大人の設定にツッコミどころ満載だけど、

ふだん読んでる違和感を抱かせないマンガって

クオリティ高いんだなあと思いました。