オランダはいちど『春が来た～！』と思った3月の暖かさに比べ、4月に入ってから気温が低く、史上最低の気温を記録しそうという予報が出ています。

来週の気温は平均で7℃から7.5℃

コートが手放せない・・・

 

これまでに最も寒かった2010年の8.7℃の記録を破るかもしれないらしい・・・そんなお天気。

4月終わりのこの寒さは、スカンジナビア上空の低気圧とオランダの南部と西部上空の高気圧によるものらしく、西部と北部の気流に大西洋最北部からやってくる冷たい気流が押し寄せ、これがオランダに来るのだと。

この気流は冷たいだけでなく湿度も高いため、曇りや雨の日が多くなる。

 

私が初めてオランダを訪れた2012年GWもどんよりした空だったなぁ。

雨が降る中キューケンホフを訪れたことを思い出します。

GWに北ヨーロッパへいらっしゃるみなさん、天気予報のチェックをお忘れなく！

 

さて、気温が低くどんより空の日も多いけれど（例年通りですが、、、）、随分日が長くなり日没はもう21時近く。

太陽が貴重なオランダに暮らしてみると、これだけでとっても嬉しい

冬と比べると本当にいい季節になってきました

 

 

春と言えば！ですが、先日子ヤギちゃんを観たくて初めて子供農場を訪れました

朝からスーパーに行って、パックに入った(特売の)梨とマロンが毎日食べる大きい房のバナナをお買い上げ

 

何をするかと言うと・・・

 

ヤギちゃん達にあげるフルーツの準備です

 

電話で問い合わせたところ、持ち込む餌は野菜かフルーツなら何でも良いと言われたのでこの日セールだった梨をどっさり買い込んでカットし持参したのですが、ケチなオランダ人は野菜の皮とか葉物野菜の

外葉や芯なんかばかりを持ってくるのだとか。

電話口のおじさんも皮とかで良いんだよーと言ってました。

 

私達は子ヤギがいる檻を目指しますが、生まれたばかりの子はまだお母さんと一緒にいて、もう少し大きい子達のところもこの日、入れなくなってました。

 

中くらいの子達と大人ヤギが一緒にいるエリアに行くと・・・

 

中くらいの子達は集団行動

カワイイ

 

 

あっという間に囲まれ、ポケットの中のニオイに気付いてコートを噛み始めた

ベロベロだぁ

(奥にいる赤ちゃん、クッキー食べながら柵の中に入ってきたから、即座に奪われてギャン泣きでした)

 

この後、大人のヤギはリュックにフルーツが入ってるのが分かったみたいで、美味しいものを持ってるとわかるとあっという間に囲まれてしまいます。

迫力あり過ぎてちょっと怖かったので慌てて柵の外に出ますが、クレクレアピールが凄いの

 

柵の外を歩いてるのにずーっとついて来てコレ

この方はスーパーの袋のまま人参を持参

大きいヤギ達が中くらいの子達を威嚇して食べさせないようにしてたりして、ちょっと怖かったり

 

 

柵の外には豚や鶏が放し飼い

 

 

少し手を降ろした途端、下に群がっていたニワトリに梨を奪い取られてビックリ

ニワトリが梨を食べるなんて思いもしなかった！

バナナをあげてみたら、奪い合って食べててまたまたビックリ

 

最後はヤギ達がバナナの皮までぜーんぶ食べたから、また驚きました。

担いできた荷物もあっという間に軽くなり。

 

はしゃいで想定外の出来事に笑い過ぎて、一緒に訪れたお友達に珍しい姿だから！と、写真撮られまくってました。

子供より楽しんでない？って。

久しぶりにめちゃくちゃ笑いました。

 

 

今回訪れた農場は我が家からトラムで数駅。

降りてからもすぐ。

街中からすぐの（オランダにしては）かなり都会にある農場でとっても小さい規模らしく、もっと大きくたくさんの動物がいる農場がたくさんあるらしいのです

今まで高速から見える子ヤギちゃん達を触りたいなぁ～と思うだけで、こんなに近くで遊べる施設があるとは全然知らなかった。

もっと早く来たかったよぉ～

もっと早く知ってたら、動物好きのお友達が遊びに来てくれた時連れて来てあげられたのになぁ～

野菜が消費しきれなくて困ってる時なんかも良いかも！？

喜んでパクパク食べてくれます

しかもココ、入場無料です

 

今度は大きいところに行きたいなぁ～