うに 居酒屋

うに

赤いか刺身
いかのお刺身の中では

ねっとりとしている

赤いかが一番好きです。





私が働いたことのあるお店では

一番最初に働いたお店から今まで

正しい水割りの作り方を一度も習ったことがありません。


だから女の子の水割りの作り方も

それぞれのお店で

それぞれにバラバラでした。


私の場合は

ネットで検索したり

銀座の高級クラブで働いていたお姉さんに習ったりして

覚えました。


今のお店で

水割りの作り方で

お客様とトラブルが発生したらしく

正しい水割りの作り方という張り紙が更衣室にありました。


①グラスの縁まで氷をたっぷりいれます。
② ウィスキーをお客様の好みにあわせて適量注ぎます。
(目安はウィスキー1対水2.5)
③マドラーで13回半かき混ぜます。
④溶けた分の氷を足します。
⑤ ミネラルウォーターを適量注ぎ、3回半かき混ぜます。

銀座で働いていたお姉さんは
グラスの8分目くらいまでで完成させると言ってました。
水割りが濃かったり薄かったりした場合
ウィスキーや水を後で足して調整できるようにということと
氷がお客様の顔に当たらないように
ということでした。

それと最も大切なことは
お客様の好みの飲み方を覚えておくということです。

指名のお客様は当然ですが、そうでなくても
ヘルプで何度もお会いしたことがある方の飲み方は
必ず覚えるようにしていたのですが・・・。

一度大失敗をしたことがあります。

指名のないお店で働いていた時。
指名がないのですべての常連のお客様の
好みの飲み方を覚えておかなければならなかったのですが・・・。

ある有名な作家の先生がいらっしゃいました。
出版社の方をいつもたくさん連れてきてくださるので
お店のかなりの上客でした。

その日は
作家の先生と出版社の方が総勢20名くらいでいらっしゃって
お店は超満員でした。

そして私一人で20名分の水割りを作る役になりました。
かなり慌てていたので
全員分同じ水割りを作ってしまいました。

しかし、先生の好みの水割りは
「氷を一つしか入れない」
という水割りだったのです。

先生に水割りを出した瞬間
それを思い出しました。

先生の顔をみると怒ってます。。。

「申し訳ございません!今すぐ作り直します」
と言ったのですが

「もういいよ」
と言われてしまい
それ以来、無視されるようになってしまいました。


このようにたった一度の失敗でも
お客様を失うことになりかねないんですよね。

このことを教訓に
ヘルプについたお客様でも
お客様の好みのお酒だけは
絶対に忘れないようにしています。
(といっても水商売では基本のことですよね)