今日はカンヌラストデイでした。

もう、今日ほど

パカーンとこの数日のモヤモヤを

ふっとばされた日はなかった、

神様が、龍神様が

きっと私を導いたんだなと思いました、

そうとしか思えません、

 

目を覚ませ、お前はアホなのかと。

 

実は

カンヌ入りしてから、

 

 

正直にいいますね。

ずっと、きつかったんです。

 

 

 

あの人はまた振袖でパーティーに

呼ばれている、

あなたは、呼ばれてもいない

あの人は、またレッドカーペットよ

あなたは呼ばれてもいない

それでいいの?

 

 

 

そういう

意味不明なコンプレックスが。

 

比べられたりするのがとても嫌いな

私は、窮屈でした、嫌でした、

そしてどこかで

私は誰かとレッドカーペットを歩いて

いなきゃいけない、それがカンヌなんだ

と思い込んでいたんですね。

実は数日泣きながら寝てました。

カンヌの夜はずっと泣いていたと言っても

いいです。悔しさか虚しさか何か

わかりません。ただ、責められているようで

いや自分が自分を追い込んでいたのかも。

 

写真では元気そうでしょ

でも

毎晩泣いてました。

 

 

余談ですが

昨今

カンヌはレッドカーペットを

一般人が数百万で売買してて

また

イベントも50万とかで

売買されているところもあり

おかしなことになってます。

 

インフルエンサーが

レッドカーペットを歩いてインスタに

載せるのがステイタスになっていて

高値で売買されている。

 

 

 

 

でも、きっと魂がそれを拒絶していた。

 

カンヌって映画の

ためのものだよね、と。

一般人がレッドカーペット

歩きましたって

 

なんなんだろう、って。

 

 

 

 

そんな中

この苦しみから

 

私に手を差し伸べてくれたのは

 

5年前にカンヌで出会った映画監督でした。

 

↓エミくん。



映画を観たいんだよね、

と伝えたら

 

いつでもチケットあげるよ、観ておいてよ。

と。サクッとチケットを無料でくれました。

 

 

 

人にお願いするのが

もともと苦手な私は最終日前日になって

 

私は何がしたいんだ?

なんでこんなに辛い思いをしてるんだ?

なんのコンプレックスを抱いてるの?

と問いかけ

 

あ、映画を観たいんだ、と。

だってこれは映画の、製作者のフェスティバルじゃないか。と。

 

それで思いきって

(本当に思い切って)

彼にメッセージしたら

いともたやすく

チケットくれて

劇場に行けたんです。

 

 

 

映画を見る前、

監督が帰国する直前で

ちょっと

マジェスティックホテルで

お茶ができたんですね。

その時

お互いに夢中になって

クリエイティブな話をしました。

私がなぜ絵を描いているのか

なぜコピーライターだったのか

なぜカンヌライオンズを目指していて

なぜ今、画家なのか

彼がどんな思いで映画と向き合っているのか

 

・・・・制作者同士の

思いがそこにはありました。

 

 

 

あ、カンヌライオンズというのは

6月にある

広告の、いわば映画祭の広告版みたいなもの。

世界中からクリエーターが集まります。

おそらくカンヌ映画祭の次に大きな

カンヌのイベントです、歴史も長いです。

外資広告代理店時代、

私は5年ほど、ずっとこのカンヌライオンズの

ために生きていたと言っても過言ではないです。

毎日毎日制作を練り

毎年毎年出品しては

審査に落ちて泣いて悔し涙を流し

また翌日からカンヌを目指す。

そんな感じでした。

 

 

 

 

そして帰国する彼が、

中に入れる手筈を作ってくれて

私はカンヌの祭典の中にも入れました、

レッドカーペットの先の白い建物、その中です。

 

その中では映画制作者たちが

トークをしたり

セミナーをしたり

またブースで映画を売ったりしています。

 









わあ、っと目が、魂が、ひらけました。

 

夢中でトークをきき

夢中で制作者の人にヒヤリングして

私はこうして画家なんだけど

前にBBDOでカンヌライオンズ目指してて

こんなCMもつくってて

カメラマンは誰が好きで

どんな映画が好きで・_・

 

 

って夢中で話しました。

そして

広場であってた

授賞式で涙する人々を見て

あの頃の自分を見たんですよ。

制作して

ダメで

泣いて

また作り

そして応募して

ついにアワードをいただくあの瞬間

 

あの瞬間の生きてる喜びは

おそらく同じ経験をした制作者でないと

わかりませんよね。

 

わかるはずがないです。

 

 

それから

いただいたチケットのフランス映画

これが大号泣

 



マエストロの話なんですけども

たまたま腹違いの弟と出会い

その弟も小さな工場で

音楽をやっていて・・・・

 

ネタバレなのでもう話しませんが、

とにかく

死ぬ直前まで表現者であろうとする

生き様を描いた映画。まさに

自分にフィット

 

そうだ私も、死ぬ瞬間まで、

表現者でありたいんだった、と。

 

一般人なのに

レッドカーペットを歩くとか

着飾ってパーティーに行くのが

なんなんだろう?

私には意味のないことです。

 

だって

制作者ですから。

制作の評価を受けて、

レッドカーペットを歩くなら

意味があります。

制作者として、表現する人として

歩くなら、意味があります。

 

 

私は何を勘違いしていたんだろう、と。

 

パリで初対面だった

制作会社の人

そして今回再会した監督

 

言葉の力は、何かを動かす。

一緒になにかやりたいよ、

という言葉

 

 

言葉も絵も

 

いや

私は

極論

 

言葉を生み出す

絵を生み出す

 

それ以上はなにもできない人ですから

 

 

そこを、軸をぶらしてどうするんだ

と神様に導かれた気がしています。

 

もちろん画家としても

このレセプションに出て

カンヌ入りすることがひとつの

プロモーションでも、あります。

しかし、もうそれ以上のところへ

踏み込むとこに私は来ていた。

 

それ以上というのは

着飾ってレッドカーペットに行く

ことを目標とするのではなく

制作者として評価されて

いつかレッドカーペットや

パーティーに行くってことなんだなと。

 

3度目のカンヌ

 

 

連れてこられてる意味がすごく

わかった気がしています。

 

 

一昨日、

バス停で

転んで血まみれになった

おばあちゃんを

その場にいたみんなで

救急車で運ぶハプニングがありました、

私、フランスの方、アフリカの方、ドイツの方。

みんな国こそ違うけど

その人を助けたいという気持ちは同じだった。

そのおかげで

返り血を浴びて、笑

服が血で染まってしまってとれなかったり

2時間も遅く家に着いて

くたびれたりしたけれど

 

いつも

海外で誰かを助ける羽目になり

それをクリアしたら

必ずミラクルが来る。

 

このサイクルって

なんなんだろう

神様が導いているとしか

本当に思えない。

 

 

こんなにたくさんの学びをくれたカンヌ、

そしてこれからも

表現者ファーストで生きるんだよ

と教えてくれたカンヌ。

 

たーくさんの人と

たーくさんの国の人と

アーティストと

ファッションデザイナーと

繋がり、

 

こんなに素晴らしい時間が持てたこと

これが全てのギフト。

 

 

明日

ニースからドーハに向かいます。

そして

ドバイを経由して

羽田へ。

 

 

 

カンヌ、

来年も来ます。

またお着物を着て

レセプションへ

そして

プラスアルファのチャレンジが

花開きますように。

 

 

ありがとう、カンヌ。

 

 



 

 

 

 

 

 

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