●　さいたま市立大宮国際中等教育学校の、帰国生特別選抜の適性検査DとEについてお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

St Paul's Girls' Schoolの、２０２０年度編入試験の合格発表が５月４日（月）にありました。

スカイプレッスン受講生、St Paul's Girls' Schoolに合格です！

担当は、北海道大学獣医学部の今里先生です。



今里先生は、アメリカの現地校、そしてフランスのインターを経て、渋谷幕張中学に帰国枠で編入されています。

英語が堪能で、理数科目も得意なんですよ。

さて今回は、さいたま市立大宮国際中等教育学校の、帰国生特別選抜についてお伝えします。

さいたま市立大宮国際中等教育学校が、２０１９年４月に開講いたしました。

埼玉県初の中等教育学校であるため、初年度の２０１９年度入試から、かなりの受験者数となりました。

その大宮国際中等教育学校ですが、帰国生特別選抜を行っています。

２０２０年度、募集要項を確認してみましょう。


補足します。

まず、適性検査Dについてです。

適性検査Dでは、小学校で学ぶ各教科の基礎が定着しているかどうかを確認します。

・適性検査A：　大問１、大問２、大問３、大問４、大問５
・適性検査D：　大問１（適性検査Aの大問２）、大問２（適性検査Aの大問３）、大問３（適性検査Aの大問５）

適性検査Dと適性検査Aは、問題が同じです。

一般選抜の適性検査Aから、大問１（リスニング）と大問４（日本に関する内容）を除いて、出題されます。

大問が２つ減った分、適性検査Aよりも試験時間が２０分短くなっています。

次に、適性検査Eについてです。

適性検査Eでは、自分の考えを表現できるかどうかを確認します。

・２０１９年適性検査C：　大問１、大問２、大問３
・２０１９年適性検査E：　大問１（適性検査Cの大問１　日本語か英語）、大問２（適性検査Cの大問３　英語）

・２０２０年適性検査C：　大問１、大問２、大問３
・２０２０年適性検査E：　大問１（適性検査Cの大問１　日本語か英語）、大問２（適性検査Cの大問２　英語）

適性検査Cと適性検査Eも、問題が同じです。

一般選抜の適性検査Cの大問３つの中から、２つが出題されます。

そして適性検査Eでは、自身の考えを英語で書くことができます。

つまり帰国生特別選抜は、現地校生・インター生にとって、かなり有利です。

学校のHPに適性検査Dと適性Eがアップされていますので、ダウンロードしておいてくださいね。

・２０２０年度帰国生特別選抜　適性検査D
・２０２０年度帰国生特別選抜　適性検査E

・２０１９年度帰国生特別選抜　適性検査D
・２０１９年度帰国生特別選抜　適性検査E

最後に、さいたま市立大宮国際中等教育学校の一般選抜の応募状況です。


２０２０年度も２０１９年度も、受験生は二次選抜の方で絞り込まれていますよね。

一般選抜と帰国生特別選抜は、ほとんど同じ内容の適性検査と集団活動を行います。

ですから帰国生特別選抜も、受験生が多くなると、二次選抜の方で絞り込まれると、私は思います。

ちなみに、学校のHPには記載されていませんが、大宮国際中等教育学校の特別選抜の合格者数をお伝えしますね。

・２０２０年度合格者数　１５名
・２０１９年度合格者数　１７名

さいたま市立大宮国際中等教育学校を受験するみなさん、勉強を頑張ってくださいね。

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今回は、さいたま市立大宮国際中等教育学校の帰国生特別選抜の個人面接試験と集団活動について、お伝えします。

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