朝日新聞取材御礼再録 「リュックに助けられて」 | 鬱と犬

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2004年4月に鬱に。
最近、妹から犬をもらい少しづづ回復の兆しが??
四十路女子の鬱と犬についての身辺雑記です。

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@このコーナーは今までに公募に応募して入選した作品を随時、掲載していきます。

第一回目は、一番、最近のものです。「ああ、助かった」というお題で書きました。


実話です、本当にあった話です。 私が、経験しました。      






ある日の夜、私は特急列車に乗ろうとしていました。2泊3日の旅行だったので、荷物はやや大きめのリュックに入れていました。



列車に乗ろうとしていたところ、歩幅を間違えてホームと列車の間に落っこちました。でも、背負っていたリュックがホームと列車の間に引っかかって、下半身だけ転落していました。


周囲の乗客たちはあぜんとしていて、誰も助けてくれませんでしたので自力でホームへ上がりました。体中痛かったのですが、私を助けてくれたリュックを思わず抱き締めました。このリュックのおかげで、「ああ助かった」。



朝日新聞「暮らしの風」2005年6月号 Voice Station 朝日新聞社発行





追記、2005年の10月の記事の再掲載です。

水曜日の取材の朝日新聞とのご縁を感じます。

まだ、二十代に東京新聞の生活欄のエッセイに投稿して採用されたものなど五本はありますので、読んで頂ければ幸いです。