Rizzyって幸せそうだよね〜と友達に言われたりするんだけど
幸せって本当に主観的なもので、日本で「普通に」生活している人は
みんな幸せなんじゃないの?!と思う
私が幸せだなぁってより感じるようになったのは、やっぱり子供を産んでからかな
子供達が屈託無く笑って楽しんでいる姿を見ると、毎回目頭が熱くなるし
「あーもういつ死んでも後悔しない❤︎」と思うくらい、満たしてもらってます
もちろん、家族が悲しむので当分・・後60年w は死にたくないから 欲張り過ぎ?
口には出さないけどね(それを聞いただけで悲しむと思うし)
先月、夫の祖父が末期の膵臓癌で、モルヒネを頻繁に打つようになり
もう病院から出て普通の生活ができないと分かってからすぐに
尊厳死を選択したの
日本ではまだできないけど、カナダではそういう選択肢があるので
周りの人もそんなに驚かなかったみたい・・
夫も急遽仕事を休んで航空券を取って、泊りがけで会いに行って
大きな背中を掻いてあげたり、最期の晩餐を買いに行ってあげたり 中華だった
いろいろな話をして最期の濃い数日を一緒に過ごしてました
当日、私&子供達と直前にスカイプした時にさえ、まだまだ意識はしっかりしていて
一言で言えば「まだ元気そうなのに命を絶っちゃうなんて勿体無い」なんだけど
彼曰く「There's nothing else out there for me」なんだって
あちらには死別した家族もいるし、自分のビジネスもやるだけやったし
世界中を旅行したし、最後の誕生日&生前祭で200人超の親族や友人とも会えたし
最期の日には病室に入りきれない程の人たちがサヨナラを言いに会いに来てくれたし
痛みに苦しんで意識が朦朧とする前に、みんなに見送られながら逝った方がいいと
もちろん、去年の秋に癌が発覚してからも、いろいろな葛藤があったとは思うけど
それでも旅行をしたり(もう何年も車椅子でクルーズとか世界旅行してた)
弁護士と一緒に身辺整理(お葬式はしないって遺言状に書いてあった)したりと
死と向き合いながら、一つ一つクリアしていったおじいちゃん
私も死ぬ時には彼のように、やりたい事は全部やったから後悔はない!
という死に方をしたいなぁと日々心がけて生活をしています
ただそれだけ
おじいちゃんのように、ひ孫が出来るまで大往生できれば大したもんだけど
事故なんていつ何時起きるかわからないから、それこそ運だし
子供達の教育費や老後の資金はそれなりに貯めつつも
そればかりに固執しないで、今を楽しむ勇気を持って行動しています
まだ子供達が小さいので、海外旅行と言えば日本くらいなんですが
それでも普段カナダでじじばばの助けもなく、暮らしている者たちからすれば
朝も起きたい時に起きられて
おじいちゃんと遊べて、公園に連れて行ってもらえて
おばあちゃんの美味しい手作り料理を食べて、好きなものも買ってもらえて
ママもストレスないからいつもニコニコしてるし
私も大好きな友達と会えてバカみたいに笑って、好きなところに旅行もして
お寿司も天ぷらも焼肉もたこ焼きもスイーツも、食べたいものを好きなだけ食べて
可愛い洋服や雑貨を調達できて、夜もくだらないバラエティーを観たりして
信頼できる先生方に歯を診てもらって、夫も楽しめる旅行プランを考えて
趣味の写真やアルバム作りにも、好きなだけ時間を割ける
これ以上幸せな事はないよね
もちろん、日本以外の南の島やヨーロッパに行きたいという旅行計画もあるし
物の値段をあまり気にせずに買い物ができるようになりたいし
子供をシッターさんに預けて、習い事をしたり夫婦でデートしたいと思うし
夫にもう少し時間的・精神的に余裕がある仕事をして欲しかったり
そのためには私も、不足分を補えるような仕事をしたいなぁと思ったり
色々やりたいことや人生の目標なんかもあるんだけど
今満足していることに目を向けたら、そういう欲なんて幻想に過ぎないと思う
まぁ、毎日幸せだなぁと思えばそれだけで人生丸儲けってことよね